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星座の神話「ペガスス座」

秋の宵の頃に東の空高くに4個の星による

四辺形が姿を現します。

これは「ペガススの大四辺形」とも呼ばれる

ペガスス座の目印にもなっています。

詳しい探し方はこちらをごらんください。

秋の宵の頃には、東の空高く4個の星が大きな四辺形を、形作っています。逆さまになった、天馬ペガススの上半身の姿が描かれています。夏の大三角から探すか、秋の黄道星座から探すか、両方を紹介しました。

今回は「ペガスス座」の神話をご紹介します。

始まりは、「ペルセウス座」の神話に関係してきます。

「ペルセウス座」聞くと、「流星群」を思い浮かべる方が ほとんどでしょうか。。。 夜空ではあまりその姿を探すことは...

ペルセウスがメドゥーサの首を切った時に、ほとばしる血から

生まれたのが、天馬ペガススと言われています。

ペガススは女神アテナに飼いならされ、ヘリコン山の文学と音楽と踊りの

女神ムーサイたちのところに送られます。

ある時、ペガススがこの山の岩を蹄で蹴ると、

ヒッポクレーネ(馬の泉)という霊泉が湧き出ました。

そこへムーサイたちが集まり、歌ったり、踊ったりしていたものですから、

詩人たちは、この泉の水を飲むと、インスピレーションが湧くと

言われるようになりました。

ここで、一旦物語はもう一人の主人公の話へと移ります。。。。

コリントスの王子ベレロフォンは、凛々しい若者で、

人望も厚く、あらゆるスポーツに秀ておりました。

ある時、誤って、弟を殺してしまいます。

その為に、王である父親に国を追放され、ティリュンス王の下で

暮らしていました。

そんなベレロフォンにティリュンス王の妃が心奪われてしまいます。

ある日、彼に心を打ち明けますが、

真面目なで純真であったべレロフォンは、王妃の行いが

不貞であると激しく詰ります。

自尊心を深く傷つけられた王妃は、

その夜、王に「べレロフォンが自分に恋をして迫ってくるのです。」と、

嘘の告げ口をします。

王は激怒しましたが、頼って身を寄せている若者を、

殺すことはできない、と悩みます。

そこで、王はベレロフォンに手紙を持たせて、遠国のルキアに

送出しました。

遠くティリュンスの王から使者が来たと、ルキア王は、

手厚くもてなしてくれました。

そして、手紙を読んだ時にその内容に驚愕してしまいます。

というのも、その手紙には、

「手紙を持参したものを、直ちに殺してほしい。」

と、記されていたからです。

困ったルキア王は考えました。

「食卓を共にした客人を殺すこと」は、ゼウス神の最も嫌い行為で、

後で、どんな罰が下されるかわかりません。

なんとか、この難局を乗り越える為に、考えたのが、

「怪物キマイラ退治」をさせることでした。

怪物キマイラとは、頭がライオンで、胴体は山羊、尻尾が蛇という

怪物です。

この時、ルキアでは怪物キマイラが国を荒らしており、王は

『この若者が怪物にかなうわけがない、怪物に殺されれば、

ティリュンス王の頼み通りになる。』

と、これで、面目が立つと思ったのです。

ベレロフォンは、世話になっているルキア王の頼みを断りきれずに、

承諾してしまいます。

承諾してはみたものの、どうすればいいのかわからずに、

女神アテナの神殿で眠り込んでしまいます。

その時、夢枕に女神が現れて、

「キマイラ退治には、ピンネ(ヒッポクレーネ)の泉にいる天馬ペガススに

乗って行くが良い。」と、金の轡を授けてくれました。

朝、目覚めた時に、ベレロフォンの手には、夢の中で女神から授かった

金の轡が握られていました。

早速、ベレロフォンはピンネの泉でペガススを待ちました。

夜になって、水を飲みに現れたペガススに素早く

金の轡をつけました。

すると、ペガススはベレロフォンのいうことをなんでも聞くように

なりました。

そのまま、ベレロフォンはペガススに乗ると、

キマイラの住処を目指して空へ舞い上がりました。

キマイラがベレロフォンの姿を見つけると、口から火を噴き

襲いかかって来ました。

しかし、天馬に乗り、女神アテナの加護のあるベレロフォンは、

それらを交わし、2本、3本と矢を放ち、10本目が命中すると、

キマイラは息絶えました。

キマイラ退治をしてルキアに戻ったベレロフォンは

王に喜ばれ、一人娘の婿として迎えられました。

その後、王位を譲られ、国王となってからもベレロフォンは

ペガススと一緒に数々の冒険へと赴き、否が応でも

名声は高まっていきます。

さて、幸せに暮らせることになったわけですが、

次第にベレロフォンは高慢になり、神々を敬うことを

しなくなります。

そんなある日、ペガススに乗って神々の国オリンポスへ行こうと

しましたが、その事を怒った大神ゼウスは1匹のアブを放ちました。

アブはペガススの耳を刺しました、痛みに荒れ狂ったペガススは、

ベレロフォンを地上へ振り落としてしまいました。

ペガススも方向がわからなくなり、天にぶつかりました。

そしてそのまま星座となってしまったのが、

「ペガスス座」だと言われています。

ペガススに双子の兄が?

さて、神々しいイメージのする「天馬ペガスス」ですが、

母親がメドゥーサです、父親が海神ポセイドンだと言われています。

実はメドゥーサが産んだのは双子でした、兄にあたるのがクリュサオルで

この兄の方に怪物の血が濃く受け継がれて、神の血はペガススへ受け継がれた

ようです。

兄のクリュサオル自身の神話はあまりないのですが、

クリュサオルの子供たちが、のちにヘラクレスに退治される

怪物の3頭巨人ゲリュオンであったり、多くの怪物の母である

蛇身の女怪エキドナなのです。

今回、退治された怪物キマイラもこのエキドナの子供とされ、

ペガススから見れば、姪の子供にあたります。

ヘラクレスの神話はこちら

「ヘラクレス座」は4月下旬の3時頃から7月下旬頃まで 天の高い位置でその輝きを確認できます。 詳しい探し...

神話の世界も読み解くと奥が深いですね。

まとめ

「ペガスス座」のギリシャ神話をまとめました。

ペガススは「ペルセウス座」や「ヘラクレス座」とも繋がりがあり、

それらを紐解くとさらに奥が深まりますね。

参考文献・参考サイトはこちら

星のコトワリを掲載するにあたっての 参考文献・参考サイトを一覧にまとめました。 参考図書 ...



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