星座の神話「カシオペヤ座」

秋の足音と共に、冬ごもりをするかのような

「おおぐま座」が沈んで行き、

それに代わるように「カシオペヤ座」が顔を出します。

1等星があるわけもなく、黄道12星座でもない「カシオペヤ座」ですが、

こんなにもメジャーな星座なのは、

その星の並びといってもいいでしょう。

一度見たら忘れられない「W」の形。

また「カシオペヤ」という言葉の響きも美しいからではないでしょうか。。。

そして、古代より愛されているのは、

おおぐま座の北斗七星が沈んだ後の北極星を探す目印になる

星座として多用されてきたからでしょう。

カシオペヤ座は秋には北の空高くに見つけられます。形はアルファベットの「W」の形をしており、探しやすいです。またカシオペヤ座は北斗七星と並んで北極星を探すための貴重な目印となる星座です。



このページの項目はこちらです。

カシオペア座の神話

さて、その名前の由来である「カシオペヤ」は

ギリシャ神話の中の登城人物です。

「カシオペヤ座」の神話と深いつながりのある神話はこちら

秋になると、ペガスス座に引っ張られるように、緩やかなカーブを描く星列が昇ります。 「アンドロメダ座」は美しいエチオピアの姫の姿を現しています。
「ペルセウス座」聞くと、「流星群」を思い浮かべる方が ほとんどでしょうか。。。 夜空ではあまりその姿を探すことは...
「ペガスス座」のギリシャ神話をまとめました。ペガススは「ペルセウス座」や「ヘラクレス座」とも繋がりがあり、それらを紐解くとさらに奥が深まりますね。
「くじら座」の神話をお話しました。古代エチオピアの王家の神話と重なるところが多々あるのですが、神話はそもそも、単純なお話ですので、繋がりがわかれば、また楽しくなるのではないのでしょうか。

「カシオペヤ座」のモデルとされているのは、

古代のエチオピア国の王ケフェウスの妃であるカシオペヤ王妃です。

「古代エチオピア国」は現在の「エチオピア」とは違う場所なのは

ご存知でしょうか。

現在のアフリカにある国ではなく、

現在のイスラエルやシリア一帯を中心とした国だったそうです。

この古代エチオピア国の王妃であるカシオペヤは

とても自慢をするのが好きな人でした。

「口は災いの元」

を体現したお話なのです。

自分自身の自慢話はもちろんの事、

娘の「アンドロメダ姫」の事もとても誇らしく思っていたので、

自慢するのは当然と言わんばかりの口ぶりで周りに聞かせておりました。

その内容後どんどんエスカレートしていきます。

あろう事が、「海のニンフよりも自分の娘の方が美しい」と、

自慢話をしました。

それを聞きつけたニンフが海の神の妻に「人間に馬鹿にされた」と

告げ口をします。

そこからさらに、海の神へ「私たちが人間に侮辱された」と

話が進んで行きます。

こうなれば海の神も黙っているわけにはいきません。

エチオピア国に罰を与える意味で、化け鯨を遣って国民を襲わせました。

困った国王は神にお伺いを立てました。

すると、「お前の妃の言葉が神の怒りをかったのだ、

神の怒りを鎮めるには、災いの原因となった娘を化け鯨の生贄に

捧げよ。」という答えが返ってきました。

泣く泣く国王と王妃は姫を生贄にするために海岸の岩へ

鎖でつなぎました。

さて、

アンドロメダ座」や「ペルセウス座」の神話とは

エピソードが同じですね。

その後、アンドロメダはペガススに乗ったペルセウスによって

助けられ、幸せな結婚をしました。

「カシオペヤ座」が星座として天に上げられはしましたが、

北の空で天の北極に近い位置なので、ほぼ1年中沈みません。

低い位置で見えにくくなるときはありますが、

それは海の神の怒りが鎮まらず、元凶であるカシオペヤが

1年中役目を果たすようあの位置で、特に目立つ星がないのに

北極星を探すために必要とされる位置にあるとも言われています。

この説が本当でしたら、初めのくだりの説明がつきますね。

「w」の形も目立たないけど、

目印が必要だったと納得がいきますね。

まとめ

古代エチオピア国には星座の神話と深く関わりがある人物が

多く描かれています。

今回紹介した「カシオペヤ座」もその一つです。

合わせて、国王の「ケフェウス座」と娘の「アンドロメダ座」や、

アンドロメダののちの夫「ペルセウス座」などの神話にも

ふれて欲しいです。

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