ニャンコ部「猫の気持ちをしぐさで知ろう。」

ニャンnoコト




 

 

猫の鳴き声同様に、猫の気持ちは仕草にも現れます。

簡単にまとめてみました、参考にして、より良い関係が築けます様に。。。

 

耳を倒す

柔らかな筋肉で、覆われた猫の耳は様々な方向に動きます。音の方向をキャッチするだけでなく、自分の感情を耳で表現していることもあります。

耳を倒している時には2つ理由が考えられます。1つは不審な音をた相手に対して驚いたり、警戒心を持った時です。危険を感じた場合はさらに倒して、自分を小さく見せて、敵意のないことを表すこともあります。

2つ目は、甘えたい気分の時にも耳を倒します。見逃さないでくださいね。

 

体が固まる

人間も驚いたり、恐怖を感じた時に体が固まるのと同じで、猫もそうなります。例えば、部屋に入ったら知らない人がいたときや、今まで見たことのない物が動いていたら、警戒心の強い猫ほど、体を固めて、「なんだ!?」と不審がります。

時間が経てば、硬直は解けてきます、心配はいらないでしょう。

 

目を見開く

猫の瞳孔が、明るいところでは細くなり、暗いところでは太くなります。それ以外にも、気分で、変化します。驚いた時や恐怖を覚えた時には細くなり、興奮している時は、蘭々と瞳孔が開いている傾向があります。

また、目を見開く様にするのも、人間同様に驚いた時などです。

 

シッポをあげる

個体差によって、シッポの形態は違いますが、猫の気持ちをよく表すアイテムとしてもご存知の方も多いでしょう。尻尾がフラットな状態で垂れているのが、基本として、シッポをピンと持ち上げて近づいてきた時には、大抵、猫がご機嫌な時です。

これは、子猫の時に、母猫にお尻を舐めてもらって排泄を処理していた時の経験から、相手を母猫の様に甘えられる存在と認識しているからです。

また、シッポの先をやや曲げて、弧を描くようにして、近づいてきた時には、「遊んで欲しいな」と誘っているサインです。

逆に、イライラしている時には、上げたシッポをブンブンと降っていたり、シッポで床をバシバシ叩いていたりします。こんな時はそっとしておいて、様子をみましょう。

 

 

 

ゴロゴロする

床やソファの上でゴロンと寝転がって、お腹を出して、体をクネクネゴロゴロしていたら、その場所がリラックスできると考えています。または、飼い主のあなたに構ってアピールということもあります。

ゴロゴロクネクネしているのが楽しくなっての、ひとり遊びということもあります。さらにはただ、痒いだけということもあります。よく観察してみましょう。

 

ヒゲをピクピク

ヒゲは猫の感覚器官としてなくてはならないものです。物との距離を測ったり、空気の流れを感じたりします。通常は自然な感じで下がっていますが、興奮したり、集中すると、ヒゲがムクムクと起き上がります。

力が入った様に前の方を向きます、おもちゃを狙っていいる時によく見られます。

 

ツメをとぐ

猫の爪は、古い爪の上に新しい爪が、生えるので、爪研ぎをして、古いツメを剥いでいます。この他に、気分転換や、遊ぶ前の準備、寝起きの伸びのついで、さらには匂いつけ、などの理由があります。

いつでも爪とぎができる様に色々なところに爪とぎ機を置いてあげると、ソファなどでツメをとぐ回数が減ってきます。

 

グルーミング

猫はグルーミングの好きな動物です。柔軟な体を生かして、全身をくまなく舐めていきます。起きている時間の3~5割を毛づくろいに費やします。猫の毛づくろいには体を清潔に保つ役目もあります。

また、気持ちを落ち着かせる、気持ちをリセットしている、ということもあります。また、眠くなった時や、食事をして満足した時にも毛づくろいをします。

 

体をかく

後ろ足を使って、顔の下や首回り、をカリカリ引っ掻いているのは、グルーミングできないところが、痒くなって掻いている場合と、軽いストレスを感じた時や、苛ついた時に、クールダウンさせたり、気分転換で掻いたりします。

掻くのをすぐやめるのは問題ないのですが、頻繁に掻いたり、長い時間掻いたりするのは、皮膚に異常があるのかもしれません、よく観察して、必要なら動物病院へ連れて行きましょう。

 

 

隠れる

猫は見知らぬ人が入ってくると、サッと物陰に隠れたり、別の部屋に逃げたりします。これは野生時代の猫は危険を感じて、命を守るための行動です。個体差はありますが、怖がって出てこないのを無理強いはしない様にしましょう。

物陰に隠れて、こちらの様子を伺っている場合は、興味がある場合と、危険度を測っている場合とがあるので、危険でないとわかったり、興味があればその内出てくるので、待ってあげましょう。

 

香箱座り

両足を胸の下に、折りたたんで、背中と後ろ足を丸めて座る、猫特有の「香箱座り」は香木や香料を、入れる蓋付の箱の姿に、似ているところから、ついた名前です。

前足を折りたたむので、すぐには立ち上がれません。危険に対して敏感な猫が、すぐに逃げられないポーズをとっていることは、気持ちがリラックスしているということです。

 

お尻プリプリ

猫と遊んでいる時などに、よく見かける仕草で、ちょっと離れた場所で、伏せた態勢から、お尻をプリプリさせることがあります。これは、猫の狩の前の準備運動だと言われています。

伏せて、獲物を待っているため、ハントの時に俊敏に体を動かすために、筋肉をほぐしているのです。

 

 

猫パンチ

前足を出して、バシッと叩く様な猫パンチですが、気に食わない相手には、強烈な一撃を繰り出しますが、友達や仲間同士のじゃれ合いの場合は、軽いパンチの様で、使い分けがあります。

触る様な猫パンチの場合は、「これはなんだ?」と情報収集の場合もあります。また飼い主のあなたには、構って欲しい時に軽いパンチをしているかもしれませんね。

 

まとめ

 

猫の仕草で、気持ちを知る手がかりになるかと、まとめました。

参考になれば幸いです。

 

また、これ以外にも「うちの子はこんなことする〜」というのが、あるかと思い

ます。その時の、愛猫ちゃんの気持ちを、肌で感じてあげましょう。

 

良好な関係が築けます様に。。。。

 

 

猫部屋へようこそ
ニャンコ部のページをまとめました。猫の基礎知識や、愛情診断などのテストを紹介しています。楽しみながら猫のことを知って、愛してください。

 

参考文献:「SAKURAMOOK 猫から愛される本」/笠倉出版社

 

 

 

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