三月のガブリエルの理由

essay




 

「ガブリエル」というと4大天使の一人で

(旧約聖書と新約聖書でも解釈が変わってくるのですが)

 

一般的なイメージといえば「マリアの受胎告知」が絵画で

描かれているせいか有名です。

 

主に神のメッセンジャーとして活躍する天使で、

音楽や絵画など芸術的な表現をするとき、

あるいは文章や会話を通して何かを伝いたいときに、

天からのインスピレーションをあたえてくれる役割もあります。

 

今回のブログ名にもその由来が生かされているということです。

 

また、

 

ガブリエルはユダヤ教、キリスト教、イスラム教においても

大変重要な役割をになっている天使であり、

 

そのせいか、別名もたくさんあります。

 

先ほど挙げた「受胎告知の天使」そこから始まり、

「復活の天使」「慈悲の天使」「復讐の天使」「死の天使」

「黙示の天使」「真理の天使」「エデンの統治者」などなど

 

これだけの役割がありながら一番馴染みのある

「受胎告知の天使」について少し。。。

 

 

『ルカによる福音書』によるところのガブリエルの受胎告知について紹介します。

 

マリアへの受胎告知に先立って、ガブリエルはイエスの洗礼者となるヨハネの誕生を

予告しています。

 

ザカリアという祭司とその妻エリザベトには不妊のため子供には恵まれていませんでした。

 

ある日のこと、ザカリアが聖所で香を焚いていると香壇の脇に

天使が姿を現し声をかけます

 

「あなたの願いは聞き入れられた。あなたの妻エリザベトは男子を産む。

その子をヨハネと名づけなさい。。。。」

 

始めガザリアはその言葉を信じていませんでした。

 

というのも夫妻は年老いていたので到底子供ができるとは思えなかったのです。

 

そんなガザリアにガブリエルは、 口が聞けなくなるという罰を与えます。

 

聖所を出た途端ガザリアは口が利けなくなっていました。

 

その後、エリザベトは妊娠し、男子を出産します。

 

 

ガザリアは男の子の名前を「ヨハネ」と板に記した途端、

再び口がきけるようになりました。

 

 

次は、マリアの受胎告知はというと、エリザベトの妊娠6ヶ月目の頃、

ガブリエルはナザレの街へ赴き、ダビデ家のヨゼフの婚約者マリヤの元を

訪れ、耳元に囁きました。

 

「あなたは神から恵みを頂いた、あなたは身ごもって、男子を産む、その子を

イエスと名づけなさい。。。」

 

マリアは戸惑いました、そのときのマリアは婚約者はおりましたが、

 

結婚はしていませんでした。

 

ですが戸惑いながらもマリアはガブリエルの言葉を信じそのときを待ったそうです。

 

 

 

私は特に宗教論者、信仰者ではありませんが

 

天使は信じています。

 

受胎告知のような世界的な一大事には程遠いですが、

 

毎日天からのメッセージは降り注いでいると思っています。

 

 

ニュートリノ(見えない粒子)に乗ってです。

 

キャッチできるのは、カミオカンデばかりではない?のかもです。

 

みなさんもネットの中にいろんなメッセージを受け取っていますが、

 

そーいうものの反射材の一つのかけらとなりたいという意気込みです。

 

 

追伸。。。
「三月」というのはまた別の機会に。。。

 

 

 

参考文献:新紀元社「天使」真野隆也著

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