🌟「天体望遠鏡が欲しい!」とすぐ購入される
こともありだと思いますが、
まずは「双眼鏡で手軽に天体観測」楽しんでみる
というのは如何ですか?
🌟はじめから天体望遠鏡を使うのではなかなか使い方が
難しいです。
私も実は中学生の頃に天体望遠鏡を持ってました。
それは、何かのポイントでくれる商品だったので、
初心者用で、簡単なレンズが2個ほど付いていただけです。
一生懸命、取説を片手に南向きの窓から夜な夜な
夜空を見てました。
双眼鏡のメリット
今の様にインターネットで検索して困ったことを解決できる
ことはなく、かなり苦労したのを覚えています。
🌟そこで、「これから天体観測をしてみよう」
「天体観測をしてみたい」と思われた方に、入り口の一つとして、
双眼鏡を試してみるのはいかがでしょうか?
🌟大きな違いは、両目でみられることです。
片目で見る望遠鏡よりも、天体を「立体的に」
捉えることができます。
🌟また、もともと地上の景色を見る様に作られているので、
一般的な天体望遠鏡の様に像が、倒立しません。
🌟そして、なにより視野が広いので、
彗星や、アンドロメダ大銀河なども全体像を一度に見ることが
できます。
持ち運びにも手軽さがあります。
双眼鏡のデメリット
🌟倍率の限界の差で天体望遠鏡の方がより遠くまで
見ることができます。
その点では、及びませんね。
🌟星団や星雲は広がっていることが多く、なるべく、倍率の低い双眼鏡が
最適です。
🌟星団と呼ばれる星の集まりや、宇宙を漂うガス雲である星雲は、
天の川に多く点在しています。
比較的探しやすいので是非見てみてください。
双眼鏡の選び方
🌟倍率は低いものを。
倍率が低いと、広がって見えるので、星団や星雲を見るには、
倍率よりも、見易さや、明るさで選びます。
🌟倍率は10倍以内がおすすめです。
双眼鏡には7✖️50や8✖️40などの数字が書かれています。
前の数字が、倍率です、後ろの数字が口径(ミリ)を表しています。
🌟口径はレンズの大きさですので、数字が大きい方が明るく見えます。
レンズが大き過ぎると携行性に欠けます。
🌟ズーム式は解像力・コントラスト共に良くありません。
避けた方が良いでしょう。
🌟双眼鏡を少し離してみると、目を当てる接眼レンズの部分に、
白く丸い光が見えます。
これを射出瞳といいます。
人間の目は暗いところでは瞳孔が約7ミリ開きます。
射出瞳が7ミリより小さいと天体は暗く見え、大きくても光が、
無駄になってしまいます。
ということは射出瞳が瞳孔の7ミリと同じものが天体をみることに
適している双眼鏡と、いえます。
🌟射出瞳は口径を倍率で割ります。
その値が低いものは見えにくいのでお勧めできません。
まとめ
🌟双眼鏡の上手な選び方
①、あまり大きすぎると重くなって携帯性に欠けます。
②、倍率は10倍以内ののもが良いでしょう。
③、ズーム式は避けましょう。
④、射出瞳(口径➗倍率)の値が低いものは見えにくいので、
避けましょう。
8✖︎42程度が初心者にオススメです。
あとはお財布と相談ですね。
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🌟ニコンWXシリーズはかなり憧れます、高額なので手が出ませんが、
今月の「星ナビ2017年8月号」に双眼鏡の記事が載っています。
参考にごらんください。
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