🌟12月には、いよいよ今年の最後を締めくくるにふさわしい、
天体ショーがやってきます。
観望会など行かれる前に参考になれば幸いです。
今年最大のスーパームーン
🌟12月4日の満月はとても大きい月スーパームーンになります。
やっぱり大きい月の方がムーンパワーを充電できそうですよね。
なぜ大きい月になるのか、
それは月が地球に最も近い場所で満月になる時に、大きく見えるからです。
当たり前のようなことですが、
月は正円軌道ではなく、楕円軌道なのです。
それも少し歪んだ程度なので、見て目でも少しの違いですが、
大きさが変わってくるということです。
🌟年明けすぐにも2018年最大の満月も見られます。
実はこの時の方が、12月よりもさらに近い場所での満月です。
どちらも比べたりは難しいですが、数値でなら比較できますね。
※地心距離の違い
地球との月の最小距離 | 35万6410km |
地球との月の平均距離 | 38万4400km |
地球との月の最大距離 | 40万6740km |
最大値を最小値は14%も違うことになります。
明るさは30%も明るく見えます。
ふたご座流星群が極大に
🌟12月14日に「ふたご座流星群」の極大日を迎えます。
極大する時間は 16時頃なのですが、日本では昼間で観測はできません。
極大とは、見頃のことではなく、流星群自体の活動が一番活発になった
ピーク時を指す言葉なので、時間帯がおかしいのかな?と思わないでください。
日本での見頃は14日になったばかりの、深夜0時を過ぎた頃からでしょう。
夜間の「ふたご座」が見られる時間帯です。
放射点は「ふたご座」にありますが、放射点付近よりも、長く流れる星が
たくさんあるので、広く空が見られる場所での、観測をオススメします。
🌟国立天文台の「ふたご座流星群」のキャンペーンです。
是非、参加してみて下さい。
キャンペーンサイトはこちらです。
月とスピカ、火星、木星の共演
🌟今度は早朝の空です。
月との共演は、ほぼ毎月見られます。
ただ、惑星の種類と位置が違います。惑星の時間はそれぞれに違い、
それでいて、調和しているかのように、すれ違ったり、寄り添ったりして、
実に美しい夜明け前の時間です。
12月13日 月とスピカが接近
12月14日 月と火星が接近
12月15日 月と木星が接近
流星群がひとしきり済んだ後に、早起きなのか、夜更かしなのか、
そんな時間帯の天体ショーです。
時間の許す方はご覧ください。
今年最後の月面エックス
🌟10月にも出現日があって紹介しましたが、今月も今年最後の出現日が
あるので、是非観察に挑戦してください。
🌟12月26日(火) 00:30前後に出現ピークが予想されます。
月のクレーターの影がつくる形で、文字が浮かび上がるのは約1時間程です。
変化を楽しむならピークを中心に3時間〜4時間程度観察をすると、
楽しいでしょうね。
まとめ
🌟12月の天体現象を紹介しました。
今年最後の天体ショーが楽しめます。
観望会など、ご自宅で、などで是非観察してください。
良い観望でありますように。。。
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