このページは冬の星座の「うさぎ座」です。
あなたの探している星座ですか?
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「うさぎ座」
🌟「オリオン座」の下に小さな星の集まりがあるのを、
お気付きですか?
実はそこには「うさぎ座」という小さな生き物を象った星座があるのです。
探してみましょう。
(C)アストロアーツ/星空年間
見つけ方
🌟場所は「オリオンの足乗せ台」と言われたこともあるのですが、
「オリオン座」の真下にあります。
星座としては目立つ星がありませんし、どうしても「オリオン座」の派手さに
目がいって、見落としがちです。
ひとまず「うさぎ座」のα星を見つけましょう。
「オリオン座」のリゲルと、との隣のサイフとを結んで下向きの三角形を、
書くように点を結んだ、辺りに3等星へ行き着きます。
それがうさぎ座の背中に当たる、α星アルネブです。
そこから、さらに下がって、3等星のβ星がお腹になります。
α星とβ星の西側にゲンコツ一つ分の所に南北に別れて、
頭部と前足があります。
α星からは上部に二つ並んで4等星がありますそちらが耳になります。
今度はα星とβ星の左側にあるのが、α星から左上にある4等星が尾にあたり、
β星のすぐ左の4等星が後ろ足になります。
うさぎらしい可愛いらし感じの星の並びが見つかりましたか?
🌟「うさぎ座」ギリシャ時代に生まれた古い星座ではありますが。
特に、これといって神話は伝わっていませんが、
オリオンの足元にあるので、オリオンの獲物として考える人も多かったようです。
その中で、可愛らしいエピソードを一つ紹介します。
うさぎ座のお話
🌟森の中で、ささやかな平和を抱きしめるように、
暮らしているうさぎがおりました。
ところがある日、2匹の猟犬を連れた、暴れ者オリオンがやって来ました。
慌てたうさぎは、近くの茂みに隠れ、息を殺していましたが、
猟犬に吠え立てられて、思わず茂みから飛び出し、一目散に逃げました。
しかし、前方にはエリダヌス川が流れています。
万事休すと悟ったうさぎは、なすすべも無くその場にうずくまってしまいました。
それを見つけたオリオンは、大きな足で踏みつぶそうとします。
しかし、うさぎのあまりの可愛さに、足をそっと降ろしたと言います。
キュンキュンしたオリオンも可愛いですね。
ということは、オリオンの獲物というよりも愛玩動物?説もありですね。
基本情報
学名 | Lepus(略号Lep) |
中央位置 | 赤経:5h31m 赤緯=19° |
概略範囲 | 東6h09m,西4h54m,北=11°,南-27° |
20時南中 | 2月6日(高度35°) |
面積 | 290.29平方度(順位51) |
肉眼星数 | 28個(5.5等) |
設定者 | プトレマイオス |
主な天体 | α星:アルネブ 2.6等星
β星:ニハル 2.8等星 R星:変光星 5.5~10.5等星 432.27日周期 M79:NGC1904 球状星団 7.7等星
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見どころ | R星=ミラ型の長周期変光星で、432.27日の周期で5.5等星から10.5等星までの不規則に明るさを変えています。この星は、極めて赤く1845年にイギリスのジョン・ハインドが「まるで血の雫だ」と言ったところから「ハインドの深紅色星」と呼ばれています。 |
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まとめ
🌟冬の星座の「うさぎ座」の紹介をしました。
オリオン座の足元にちんまりいる姿は可愛らしいですね。
小さい星の集まりですが、場所がわかっている星座なので、
星のよく見える場所で探してみてください。
良い観望でありますように。。。。
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