とにかく星好きの方には観て欲しいドラマがあります。
韓流ドラマの「朝鮮伝説の科学者チャンヨンシル」
実在の人物のドラマ化なのですが、昔の人の星との関わりが知れて、
くすぐられます。
なぜ、紹介したくなったのか。。。
今年のペルセウス座流星群の極大日の成果はみなさんはどうでしたか?
天気が大きく左右してしまうのを実感しました。
私の場合、家観望です。
深夜に近ずくにつれ、月も見えない量でしたね、
それでも北側は薄雲と濃いところと、むら雲だったので、
粘ってみました。
15分ほど風もない状態でしたのが、
諦めようかと考えていたら、だんだん晴れてきて、
5分ほどで3個見れました。
光の強いのが近い感覚で流れたのでとてもラッキーでした。
雲さえなければ、もっと観れたのになーと、
思わないでもないですが、またの機会に挑戦します。
この日、ペルセウス座流星群をみて、同じ流星群を500年以上も前に
観て観測していた方が韓国の歴史上の人物でいるのです。
流れ星を観ていたら、この方を思い出しましたので、
ぜひ紹介したいと思いました。
チャン・ヨンシルという科学者について
朝鮮王朝、第4第王の世宗(セジョン)の時代に、朝鮮の科学を
世界最高水準に引き上げた人物で、この時代に世界の科学に関する
発明や、発見したものの約半分が朝鮮発であったとする記述も残るほどです。
しかも、レオナルド・ダ・ヴィンチやニコラウス・コペルニクスよりも
早く天文に関して科学的アプローチをした人物としても
知られているのです。
チャンヨンシルの生い立ち
14世紀末に生まれ、15世紀中期頃の死去が推定されています。
現在の釜山の出身で、父親は高麗末期の文官、母親は芸妓でした。
朝鮮時代の身分制度はかなり厳しく、父親が両班という高い身分でも、
母親の身分が継承されたので、ヨンシルは奴婢という最下層の身分でした。
そのため、差別に苦しみます。使用人やそれ以下の扱いをされても、
逆らって殺されても、文句の言えないような時代でした。
チャンヨンシルの功績
手先が非常に器用なことから、朝鮮3代王の時代に認めれら、
朝鮮4代王によって、身分が一番低い身分にもかかわらず、
重用された人物です。
天体観測用の器具や、自動の水時計という様々な天文機器を作成し、
朝鮮の空を観測することによって、朝鮮独自の暦の開発に成功します、
当時、明との支配関係で天体観測や暦の製作は認められておらず、
それでも、朝鮮の発展のためには必要なことだと考えた
4代王の世宗がヨンシルに命じました。
このように、世宗の時代には、かなり色々なものが、
ヨンシルの手によって、誕生しています。
それの価値は現代でも評価されており、韓国の文科省に当たる、
文化体育観光部による、「文化発展に貢献した歴史上の人物」を
毎月1人選定して、業績をたたえるプロジェクトでも、
朝鮮時代後期に活躍した書芸家に次いで1990年8月に2番目に
選定されるほどです。
韓流ドラマの「朝鮮伝説の科学者 チャン・ヨンシル」
ドラマでは、身分制度のせいで苦労する場面がかなりあって、
天文学をなかなか受け入れなれない時代背景とか
細かく描かれています。
今の天文学の常識がまだ未知の状態での奮闘ぶりは
おかしくもあり、当時に想いを馳せるエッセンスにもなり、
このドラマの見どころにもなっています。
あまり話すとネタバレしてしまうので、話したいけど、
観て欲しいので、あえて細かく説明しません。
「韓国ドラマ?」とバカにせずに観て欲しいです。
まとめ
韓流ドラマの「朝鮮伝説の科学者 チャン・ヨンシル」
のモデルになった実在の人物の「チャンヨンシル」という
天文学者の話を知って欲しくて、今回紹介しました。
実在の人物に想いを馳せるアイテムとして
韓国ドラマで再現しているので、それを観て欲しいです。
また、星好きにはたまらないであろう要素も満載なので、
できれば観て欲しいです。
見る方法としていくつか紹介します。
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