今、見ごろの流星群は?
「みずがめ座δ(デルタ)流星群」
「やぎ座流星群」
この二つが極大日を迎えています。
見始めは7月の中旬頃から始まっています。
約1ケ月、8月の下旬頃まで楽しめます。
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流星群の極大日とは?
流星群は、彗星や小惑星から出たガスやその中のチリが
大気圏で燃えて光る現象ですが、
そのチリの密度の濃い部分が遭遇した時には、
より多くの流星が流れることになります。
その時を極大日と呼んでいます。
その昔、流星群は不吉な天変地異の前触れと恐れられていました。
天文観測が発達していくに従って、毎年同じように天体現象が
起こることがわかってきます。
天文学者が研究を重ねていろいろな発見をすることも
とても大切なことで、素晴らしいことですが、
アマチュアの天文ファンや一般の人が注目して、
天体現象を眺めたり、観測したりすることもとても大切なことだと
思っています。
宇宙は広大でまだわからないことがいっぱいです。
「みんなで考えよう。」「みんなで観よう。」
と、いう一見、自己の楽しみのようなもののようですが、
どこでどう何が見つかるかわからない世界なのです。
天文に興味を持つきっかけにこのサイトが少しでも役に立てば
いいなと思います。
そのきっかけに「流星群」はとても入り口にはとてもいいと
考えます。
「流星」がたくさん観れる。
というだけで、なんだか嬉しい感じですし、
少し時間をかけてみるので、見ている間に他の星も見えてきます。
人工衛星なんかも見えます。
中には火球も観えるかもです。
そして何より毎年同じ時期に流星群はやってきます。
前もって準備ができることは大切で、極大日にどこで観ようか?
と考えられる余裕ができます。
どうか、天気が良くて、皆さんの観望がいいコンディションで
ありますように。。。
(C)国立天文台
さて、この写真は「ペルセウス流星群 2016」のものです。
降ってますね!!
今年の出現も始まっています。
7月20日〜8月20日の1ケ月の間、降ってます。
ですが、やはり極大日を逃さないことをお勧めします。
天気の都合で、ずれてみたことがありますが。
見れますが、極大日はもっとすごいな〜と思ってしまいます。
じっと見ている長さがやはり違うので、
極大日は8月13日の4時頃です。
1時頃でも割と観えますが月の明かりが少し邪魔かもしれませんね。
目元が影になるような工夫をしてみてはいかがでしょうか。
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まとめ
夏のこの時期は見ごろの流星群は、
「みずがめ座δ(デルタ)流星群」と「やぎ座流星群」、
そして、「ペルセウス座流星群」
が見ごろを迎えています。
ぜひ天体ショーを楽しんでいただきたいです。
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