ニャンコ部「あなたはどれだけ知っている？猫理解度チェック！初級編」

子猫の成長はめざましく、早ければ生後4~5ヶ月、遅くても約1年で性成熟します。猫の一生を成長段階で分けると、誕生から1歳までは「子猫期」、1~7歳は体力が充実した「成猫期」、7歳を過ぎると「老猫期」と呼びます。但し、飼い猫は7歳を過ぎても十分に元気です。

猫の祖先はエジプト出身です。ネズミや小鳥などの小動物をとって食べていました。一方日本に昔からいた猫は魚を食べてきました。「お袋の味」のようなもので、魚が好きな猫が多い様です。アメリカの猫は牛肉好きだそうです。

猫のご長寿世界一の記録は米国テキサス州だ飼われていたクリームパフちゃんという38歳の記録が残っています。残念ながら2005年に逝去しました。日本一の記録は青森県にいたよも子ちゃんという36歳のご長寿猫でした。

猫の目は、少ない光を効率的に使う仕組みを数多く持っています。その仕組みはあくまでも少しの光がないと役には立ちません。本当の真っ暗闇ではさすがの猫も何も見えません。

普段のオシッコはメスもオスもしゃがんでします。違うのは「スプレー」と呼ばれるマーキングのオシッコの時は立ったまま後ろに向かってオシッコを飛ばします。特有の匂いは強烈です。

排泄後、猫は前足を使って埋めます。犬の行為は地面を引っ掻いて縄張りの印にしているのですが、猫の場合は獲物に自分の存在を知られたくないので、排泄物を隠すように丁寧に埋めているのです。

猫のお腹側の毛を掻き分けると、小さな乳首が見つかるはずです。成猫になるに従って目立ちにくくなります。特に役割は無いようです。

猫の血液型はA型、B型、AB型の3種類です。O型はありません。約8割の猫がA型です、次に多いのはB型、AB型はかなり珍しいと言われます。ブリティッシュショートヘアやスコティッシュフォールドなどはB型が多い猫種と言われています。ミックス(雑種)はほとんどがA型だそうです。

おヘソは母猫のお腹の中にいる時に、胎盤と繋がって栄養分をもらっていた言わばパイプです。人間の様にヘコんではいませんが、人間と同じ様な場所に毛の生えていないところがあります、そこが猫のおへそです。

猫は「未熟な状態」で生まれてくる動物です。生まれた時は目も耳の穴は開いていません。目は生後1週間くらい、耳の穴は生後3週間くらいで開きます。目や耳を使える様になるまでは、巣の中で母猫の温もりと匂いだけを頼りに暮らします。オッパイも匂いで探します。目や耳の感覚器が発達してから、自分でヨチヨチと歩ける様になります。

猫は好きだけど猫に関する知識は乏しいあなた。猫と仲良く暮らすために、猫の本などを読んで、猫への理解を深めしょう。

猫が不自由なく生活できる程度の理解度です。もう少し知識を増やせば「猫との単なる同居」が一変するかもしれません。

まずまずの理解度です。猫に関する情報を積極的に取り入れてきたのでは？この調子で「猫の良き理解者」をめざしましょう。

ホンモノの「猫好き」、もしくはあなたの前世は「猫」かも!?その探究心と情熱で、猫との幸せな暮らしは保証されました。