🌟2018年1月の星空を紹介します。
色々な天体ショーの参考にして下さい。
🌟新年の始まりに初日の出を見行かれる方は国立天文台のHPに
大まかな地域の情報が載っているので参考にして下さい。
ちなみに私はいつもテレビの中継日の出です。
2018年最大の満月
🌟あれ?と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
2017年12月にも2017年の最大満月があったばかりですね。
周期的に動いているので、そうなってしまいます。
しかも最大近値は12月より今回の方がより近いです。
まさにスーパームーンですね。
🌟小さい時とこれだけ違います。(上図)
月の地球を回る公転軌道は楕円をしているために、距離の遠い近いができます、
そのため、見える大きさも変わってくるのです。
しかも、月は太陽や地球の重力の影響も受けるので、決まった数値で遠近が
あるわけではありません、それで、2017年12月の近値と今回の近値が
異なるわけです。
月の入り | 近地点通過 | 日の出 | 満月 | 月の出 | |
札幌 | 6時42分 | 6時49分 | 7時06分 | 11時24分 | 16時34分 |
仙台 | 6時31分 | 6時53分 | 16時49分 | ||
東京 | 6時30分 | 6時51分 | 17時00分 | ||
京都 | 6時45分 | 7時05分 | 17時18分 | ||
福岡 | 7時04分 | 7時23分 | 17時44分 | ||
那覇 | 7時00分 | 7時17分 | 18時10分 |
参照:暦計算室HP
1月は2回満月がありますが、2日の方がより近いです。
ですが、31日もまだ大きく見えますね。
ちなみに、今年最小の満月は7月28日です。
その頃にまた紹介します。
月に惑星が接近
🌟月の新月に近くになる時の三日月は夜明け前の東の空を彩ります。
逆に、新月から育ってゆく頃の三日月は夕暮れどきの西の空で
賑わいます。
今回、惑星が接近するときは新月になってゆく時期の三日月です。
1月11日〜15日ごろにかけて見頃です。
細い月の美しさに加えて、夜明け前の薄紫に木星、火星、そして
低い空が見える場所なら、水星、土星も確認できるでしょう。
🌟水星は地球よりも内側を回る惑星です。
太陽からあまり離れないので、見えるチャンスが少ない惑星で、1月2日に
太陽から最も離れた位置にきます。
と言っても10度を少し超えたあたりですが、12月23日頃からゆっくりと
最大離角へ向かって水星が動いているように見えます。
朝早起きした時や、低い空に雲ない日などにぜひ観測日てみて下さい。
1月13日には土星とランデブーした姿が見れられるかもしれませんよ。
できれば、前もって、位置を確認するためや、
どのくらい動いているのかを知るためにも、数日前から観測してみることを
オススメします。
🌟また、1月7日に最接近する木星と火星も見頃です。
こちらも12月28日頃からだんだんと近づいてきています。
動く速さが違うので、年末から観察しだして、どのように接近して、
離れてゆくかを見るのも楽しいです。
10日頃からは月も共演相手として登場します。
美しい朝をお迎えください。
皆既月食
🌟今年最初に一大天体ショーとも言える現象が起こります。
日食に比べるとやや地味ですが、月が赤く、たこ焼きのような姿になるのは
見てて楽しいです。
1月31日に起こ皆既月食は、天気さえ良ければ、日本全国的に観測できます。
しかし冬の寒さに負けない準備で、観測をオススメします。
時刻 | 食分 | |
部分食の始め | 20時48.1分 | 0 |
皆既食の始め | 21時51.4分 | 1 |
食の最大 | 22時29.8分 | 1.321 |
皆既食の終り | 23時08.3分 | 1 |
部分食の終り | 24時11.5分 | 0 |
🌟次回は東北より西で見られる月食で、2018年7月28日です。
まとめ
🌟1月に注目の星空を紹介しました。
参考になれば幸いです。
冬の星空は空気が凛としてキラキラ感が3割増です。
風も強いので、少し雲は飛ばしてくれることもあります。
星の観測は気を長く持ってのんびり眺めて見てください。
良い観望でありますように。。。
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