星座の神話「かんむり座」

春の星座




 

 

 

🌟「かんむり座」の歴史は古く、紀元前3200年ごろにはすでに、

誕生していました。

 

小さな星の集まりですが、美しい半円形をしており、

中央あたりには宝石のをはめ込んだような、2等星が輝いています。

見つけ方は「かんむり座の見つけ方」をご覧ください。

春の星座の見つけ方「かんむり座」
「かんむり座」の見つけ方を紹介しました。目印になる「うしかい座」の1等星アルクトゥールスを見つけて、東上方向へ目向ければ、形も可愛らしいので、探せる事でしょう。

 

 

今回は「かんむり座」の神話を紹介しましょう。

 

かんむり座の神話

 

昔、クレタ島に、ミノタウロスという怪物がいました。

 

そのミノタウロスに、クレタの王子をアテネ国民が殺した償いに、

9年ごと、7人の若者と乙女が、アテネからクレタ島へ送られ、

生贄とされていました。

 

遠国で育ち、アテネに戻ってきた、若き王子テセウスは

その事を知ると、ミノタウロスを退治しようと考えます。

 

そして、あろうことか、生贄の一人に加わります。

 

クレタ島に着いたテセウス王子はクレタの王女アリアドネと

出会い恋に落ちました。

王女アリアドネの手助けもあり、無事に怪物ミノタウロスを

退治したテセウス王子は、王女を連れて、

クレタ島を出ようとします。

 

その道中、小さな島で休んでいると、王子の前に、

お酒の神ディオニュソスが現れ、こう言いました。

 

「王女アリアドネは私の花嫁となる身、彼女を置いて

ここから立ち去りなさい。」

 

神には逆らえず、彼女を置き去りにして帰ってしましました。

翌朝、王女アリアドネは、置き去りにされたと知ると、

 

嘆き悲しんで、断崖から身を投げようとしました、

そこへ、酒の神ディオニュソスが彼女の前に現れ、

優しく慰めて、結婚を申し込みました。

 

結婚式の当日に新郎の酒の神ディオニュソスは、

新婦の王女アリアドネに、美しい7つの宝石に

飾られた冠を贈りました。

 

そして、アリアドネは幸福な一生を送ります、

彼女の死後、酒の神ディオニュソスは永遠の愛を込めて、

その冠を星座にしたのだと言います。

 

 

まとめ

 

なんともロマンチックな「かんむり座」ですが、

初めに王女アリアドネと恋に落ちたテセウス王子が、

気の毒に思ってしまいますね。

 

本気で好きなら神をも振り切って王女を連れ帰るくらいは

して欲しかったかな〜

 

そんな、ギリシャ神話ならキュンキュンきちゃいますネ。。。

 

それはさておき、最後の下り

「幸福な一生を贈り、死後にも永遠の愛を誓う冠を

星座にしました。」

 

これは6月にふさわしく「ジューンブライド」の演出に

良いのではないでしょうか。

 

新婦のティアラと絡めて、いい感じになるのではないでしょうか。

是非ともご検討ください。

 

 

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