星座の神話「はくちょう座」

夏の星座




 

 

このページは夏の星座の神話「はくちょう座」です。

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探している星座が、なるべく早く見つかるように、サイト内の案内をまとめました。星座を見つけるアドバイスをしたページと、星座の神話のページがあります。星座の成り立ちによっては神話が由来している星座が、いくつかあるのです。お探しの星座の神話はなんですか?

 

 

 

 

「はくちょう座」と聞くと私は天の川を渡る十字型を思い浮かべます。

黄道の12星座とは違い少し高い位置姿を確認することができます。

 

夏の星座を代表する一つで黄道12星座以外で

「カシオペア座」や「オリオン座」と同様にポピュラーな星座ですね。

 

「はくちょう座」の起源は紀元前1200年頃の古代フェニキア人やアラビア人、

紀元前300年頃のギリシャなどで空を駆け抜ける巨大な鳥としてこの星座を

見ていました。

 

「はくちょう座」の神話

 

ギリシャ神話の世界では、

 

その昔、スパルタ国がありました。

 

奴隷の数が人口の9割を占めるスパルタでは、2人の王が共同で政治を行うのが

習わしで、チュンダレオスとイーカリオスも、通例通りの共同統治王でした。

 

しかし、チュンダレオスとイーカリオスは気が合わず、策略を巡らせて

イーカリオスはチュンダレオスをスパルタ国からついには追放してしまします。

 

若いチュンダレオスは、アイトリアのテスティオス王のもとへ、身を寄せることに

なりました。

 

アイトリアには美しい王女レダ姫がおり、チュンダレオスは恋に落ち、レダ姫と

結婚するのです。

 

その後、チュンダレオスはスパルタ国へ復権し、レダはスパルタ王妃となります。

 

それからしばらくして、

大神ゼウスがスパルた王妃であるレダに恋をします。

 

大神ゼウスは、鷲に追われた白鳥を装って、王妃レダに近づきます。

白鳥を哀れに思ったレダは、それがゼウスの化身とは気が付かず、白鳥を胸にかき

抱きました、その時、ゼウスは、レダと交わることに成功するのです。

 

白鳥の姿となったゼウスと結ばれたためか、レダは二つの卵を産みます。

 

この二つの卵からそれぞれ双子が生まれます。

一つからはクリュタイムネストラ(姉)とカストル(弟)が、

もう一つからはポルックス(兄)ヘレネ(妹)が産まれました。

 

レダは4つ子を産みます。

 

ここでお解りのかたもいるかと思いますが、「ふたご座」の神話で双子として登場

するのは、王妃レダと大神ゼウスの子、兄の「ポルックス」と、弟「カストル」

です。

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余談ですが、

 

のちにギリシャ中を巻き込んだトロイ戦争の原因となるのは、絶世の美女へと

育った妹のヘレネです。

 

「はくちょう座」の由来はゼウスが白鳥に化身した姿が、星座になったと

されています。

 

また、この白鳥は、太陽神アポロンの息子のパエトンを探す親友のキュクノス

の姿とも、琴の名手オルフェウスとも言われています。

 

琴の名手のオルフェイスとされるには

隣にオルフェイスが使っていた「こと」が星座として輝いている

からでしょうか。。。

 

 

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まとめ

 

🌟「はくちょう座」の神話を紹介しました。

 

ゼウスの気の多さから生まれた神話は沢山あります。それだけ、何をやっても

許されていたのでしょうか。。。

 

 

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