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あなたはISS、国際宇宙ステーションを見た事がありますか?
1日約16回、地球の周りを回っています。
高度は約390kmです。
太陽の反射を受けて光るので、案外、動く星のように見えるんです。
時間と方角とあと雲がなければ見えるので、是非見てください。
『きぼうを見よう』通過予定時間の探し方
お住いのところからの時間を知るのはこちらのページで紹介しました。
ので、こちらのページをご覧ください。
さて、このページでは「国際宇宙ステーション」ってどんなもの?
という視点でまとめてみました。
国際宇宙ステーションって。。。
1、いつからあるの?
1998年に建設が始まりました。
大まかな完成は2011年、43回の打ち上げで、100を超えるパーツが運搬されました。
それらを宇宙飛行士が160回以上の船外活動で組み立てたり、補修をしました。
2、地球の周りをどんな風に回ってるの?
24時間で、16回地球の周りを回っています。
16の日の出と日の入りを見て移動しながら、16の軌道を作っています。
その速度は毎秒5マイル(毎秒8.05km)。。。1秒間に8kmも進んでるんです。
約90分で1周します。
高度は390kmです。
通常の人工衛星の高度は数百kmから数千kmと様々で、用途によって変わってきます。
宇宙ステーションのいる軌道は「低高度地球周回軌道」と呼ばれる場所です。
比較的近い距離です。
地球から打ち上げられたロケットが、約6時間で到着する場所に、宇宙ステーションの
軌道はあります。
3、宇宙ステーションの大きさは?
全長 | 108.5m |
全幅 | 72.8m |
質量 | 420t |
居住空間 | 408立方m |
太陽電池パネル面積 | 3023平方m |
居住空間には、6つの寝室と、2つのバスルーム、ジムと360度ビューの出窓が
あります。
4、宇宙ステーション内での暮らしは?
宇宙ステーションは居住空間と作業スペースが分かれています。
一番広いスペースは作業用に割り当てられています。
船内では、時計で管理されています。というのは、太陽を基準にすると1日で16回も
日出と日没が来るので、地球と同じようにはいかないのです。
働く時間は1週間のうち5日、1日9時間です。
そのほかの時間は、各自の健康維持や食事、レクレーション、掃除、洗濯、睡眠などに
充てられています。
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5、宇宙ステーションの撮影場所ってあるの?
NASAのHPには宇宙飛行士が、宇宙ステーションから撮った画像が、たくさんアップ
されています。
一体どこから撮っているのでしょうか?
地球が見える窓は、宇宙ステーション内に10箇所あります。この他にも、6箇所の窓が
あって、それらは他の方向を向いています。
宇宙飛行士はどの窓からでも撮影していますが、特に人気があるのは、直径50cmの
デスティニー実験棟の窓です。
この窓は撮影用に取り付けられているので、ガラスが4層構造で、98.5%の光を通す
ので、望遠レンズでも歪みが生じにくいのです。
この窓からは定期的に、地球観測写真が撮影されています。
もう一つが、2010年2月に設置された、欧州宇宙機構のモジュールのキューポラ内に
ある窓です。
上部に6枚の窓が円を描くように横に並び、天頂部に7枚目の窓がついています。
本来は船外活動の監視用に設置されましたが、写真撮影に多く使われています。
まとめ
国際宇宙ステーションについてまとめました。
見て欲しいので、どんなものかということを簡単にまとめてみました。
日本の実験棟「きぼう」は中心に近い場所にあります。
機会があれば、きぼうを見てください。
参考文献・参考サイト一覧はこちら
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