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2018年の星空模様を紹介したページをまとめました。一年を通して、惑星の動きは華やかです、また火星の大接近や彗星や、流星群など、この時しか見られない天体ショーもあります。星空を眺める参考や、女子旅、イベント事の参考になれば幸いです。




星コラム「水星に関する歴史について」

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(C)NASA

🌟夜明け前と日没のころに、肉眼でも見ることができる水星は、古代の人々にも

知られていました。

水星(Mercury)という名称は惑星の中でも、最も動きが早いことから、ローマ神話

の韋駄天の伝令神「メリクリウス(Mercurius)」にちなんでつけられました。

そんな水星の歩みを簡単にまとめてみました。

水星は、太陽系では一番内側を回る惑星です。このため、太陽の強烈な熱にさらされ続け、昼間の表面温度はなんと430度にもなります。逆に夜の側はマイナス180度にも下がります。

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水星の物語

🌟水星は小さく、太陽に非常に近い位置を回るために、地球から見えにくい惑星

でもあります。そのため、比較的最近まで、ほとんど解明されていませんでした。

17世紀初頭にはイタリアの科学者ガリレオ・ガリレイが初めて望遠鏡で、水星を

観測しましたが、表面をより詳しく解明できたのは、精密な望遠鏡が開発された

20世紀後半になってからのことです。

水星の歴史

紀元前1000年 バビロンの粘土板 水星観測の最も古い記録は、ムル・アピンと呼ばれる粘土板に残されています。古代バビロニアの天体観察を記録した星表で、バビロニア人は水星のことを自分たちの伝令神にちなんで、「ナブー」と呼んでいました。
紀元前350年 アポロとヘルメス 古代ギリシア人は当初、水星を2つの惑星と考え、明け方に表れる方を「アポロ」、日没後に現れるのを「ヘルメス」と呼んでいました。紀元前4世紀になって、それらが同一の惑星であることに気がつき、改めて「ヘルメス」と呼ぶこととしました。
5世紀 水星の直径 インドの天文学者は、天体望遠鏡もない時代に現在知られていない手段により、水星の直径を99%の精度で推定しました。驚くべき技なのか、あるいは全くの推測だったのか、この結果は古代の文献「スーリヤ・シッダーンタ」に記録されています。
1611年 ガリレオの観測 天体望遠鏡を使って水星を最初に観測したのがガリレオで、水星を惑星と考えました。ですが、望遠鏡の性能が不十分だったので、金星や月のように満ち欠けの相を持つことや、またどれだけ水星の日射側を見られるかによって違うか、などは明らかにはできませんでした。
1631年 ガッサンディによる太陽面通過の観測 フランスの天文学者ピエール・ガッサンディは、彗星が太陽面を通過するのを観測しました。惑星が他の天体面を通過するのを天体望遠鏡で観測したのは、これが初めてのことです。これによってガッサンディは、水星直径の信頼性ある測定を初めて行うことができました。
1639年 イタリアの天文学者ジョバンニ・ズッピは、高性能の天体望遠鏡で、水星には月と同様の「相」があることを観測しました。これによ理、水星は太陽の周囲を好転していて、日射を受ける角度によって見える表面積が変化することがわかりました。
1737年 金星による掩蔽 地球から見ていた惑星の間を惑星が通過し、見ていた惑星が隠される現象を「掩蔽」といいます。イギリスの天文学者ジョン・ビーヴィスは、1737年5月28日に金星が水星を掩蔽するのを観測しました。この現象の目撃はこの1回しかありません。
1800~1808年 水星の雲 ドイツの天文学者ヨハン・シュレーダーは水星上に雲や山などを見たと主張しました。また、シュレーダーの図面を用いて、天文学者のフリードリヒ・ベッセルが、水星は地球と同じ速度で自転し、大きく傾いていると推定し、いずれも間違っていました。
1880年代 スキアパレッリの地図 イタリアの天文学者ジョバンニ・スキアパレッリは水星を観測し、精巧な地図を作成しました。ですが、水星がその公転軌道上で固定され、太陽に常に同じ面を向けながら太陽の周囲を88日でひとまわりし、その間に1回自転すると誤って考えていました。
1962年 レーダーが捉えた水星 モスクワの無線工学・エレクトロニクス研究所で、ウラジーミル・コテルニコフ率いるソ連の科学者たちは、レーダーの信号を水星に当て、その跳ね返りを受信するという手法を始めて実行し、初のレーダー観測を可能にしました。
1965年 自転速度 アメリカの天文学者ゴードン・ペテンギルとロルフ・ダイスは、プエルトリコのアレシボ天文台で、電波望遠鏡を用いて水星表面に反射するレーダーのパルス信号から水星の自転速度を測定しました。その結果、水星の自転はスキアパレッリが考えたように太陽に対して固定されているわけではなく、88日間の公転周期の約3分の2にあたる、59日間ほどであることが算出されました。これまでに水星の表面はアレシボ電波望遠鏡によって、そのほとんどが地図化されています。
1975年 マリーナ10号 NASAのマリーナ10号は初めて水星に接近し、詳細な撮影を行った探査機です。1975年3月29日から、3回に及ぶフライバイを実行したマリーナ10号は、水星表面のほぼ半分の領域を画像撮影し、月の表面と似た、その様子を明らかにしました。
2002年 スキナカス盆地 クレタ島のスキナカス天文台は、マリーナ10号が見逃した巨大なクレーターを発見したと確信していました。ですが、のちにメッセンジャーの調査で、スキナカス盆地と称されていたクレーターは、幻に過ぎなかったことが判明しました。
2008年 メッセンジャーのフライバイ 2004年8月3日に打ち上げられたNASAのメッセンジャーは、水星への3回のフライバイのうち1回目を2008年1月に行いました。フライバイの期間中、メッセンジャーは水星表面のほとんどをカラーで地図化し、大気と磁気圏を調査しました。
2011年 周回軌道に乗ったメッセンジャー 3月18日、メッセンジャーは水星を長期的に周回する軌道に乗りました。その後、水星の地図を完成させ、北極地方に水を発見し、引き続き価値ある水星のデータを地球へ送り続けています。

(C)NASA

まとめ

🌟「水星」の歴史についてまとめました。

水星は太陽に一番近い惑星なので、観測好機が少ないです、地球からの観測条件

は等しいのですが、現在では探査機や宇宙望遠鏡などで、惑星としての詳細な姿が

捉えられるようになっています。その歩みを感じて見てください。

少しでも参考になれば幸いです。

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