星座の神話「うしかい座」

春の星座




 

 

このページは春の星座の神話「うしかい座」です。

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🌟「うしかい座」の歴史は古く、ギリシャ時代の詩人ホメーロスという方が、

著書で、「沈むに遅きうしかい」と書かれています。

 

というのも、この時代から、うしかい座は早春の宵に北東に姿を現し、

秋が深まっても、北西の空にまだ姿を見せているためでしょう。

 

日本では、麦の収穫のごろの宵に、天頂付近で確認できることから、「麦星」

との名でも呼ばれています。

 

では、神話はどのようなお話でしょうか。。。

 

 

「うしかい座」の神話

 

🌟巨人族と、神々の戦いまで遡ります。

 

そして、主人公は巨人族のアトラスです。

 

その昔、巨人の神タイタン族は、大神ゼウスを総大将とする、オリンポスの神々と

戦争をして負けてしまいました。

 

大神ゼウスは罰として、タイタン族の一人である、アトラスに天を担ぐ事を

命じます。それ以来、永遠に天を肩に担ぐという、辛い仕事が課せられました。

 

ある時、魔女メドゥサの居場所を訪ねるために、アトラスの元を、

ペルセウスが立ち寄りました。

 

メドゥサとは、その恐ろしい顔を見たものは、すべて石になってしまうという、

大変恐ろしい怪物です。

 

アトラスは居場所を教える代わりに、退治することができたら、その首を自分にも

見せて欲しいと、頼み込みました。

 

なぜ、そんな頼みをしたかというと、自分も石になって、天を担ぐ苦痛から

解放されたかったからです。

 

そして、見事にメドゥサ退治を成し遂げたペルセウスは、約束通りに、アトラスに

メドゥサの首を見せました。

アトラスは希望が叶い、石となることができました。

 

アフリカ大陸の北西にあるアトラス山脈は、石になったアトラスの姿だと

言われています。

 

そして、このアトラスが「うしかい座」の男とされています。

 

 

 

 

また、別の説では、「こぐま座」と同じ人物というものもあり、そちらは

「こぐま座」の神話で紹介します。

 

星座図では、「おおぐま座」のクマを追う男を象っているとされています。

 

はっきりした神話が伝わっていない、というもの一説であるので、「こぐま座」に

なっているアルカスが、自身の母カリストの変わり果てた姿とも知らずに、クマを

追い立てているという話は、星座図からの後付けなのかもしれません。

 

というもの、「うしかい座」の1等星アルクトゥルスは「クマの番人」という

意味で、いつもおおぐま(アルクトス)の後について回るように見えるので、

この名前がつけられたと言われています。

 

ただ、一般的に、神話として紹介しているのは、「こぐま座」と同じ説の方です。

今回紹介したアトラスのお話は、あまり取り上げられていません。

 

直接、「うしかい座」との関連が難しいからでしょうか。。。

 

星座の神話「おおぐま座」
紀元前1200年頃のフェニキア(現在のレバノン付近にあった古代都市国家)には、すでに知られていた古い星座の一つで、「おおぐま座」は熊と見るか、車と見るか、地方によって別れていましたが、段々と、熊をイメージする方へと落ち着いてゆきました。

 

「こぐま座」と関連づけるには「おおぐま座」も関連している説が必要です。

どちらもいくつかあるのですが、物語性が強いのは母子説ですね。

 

「うしかい座」の見つけ方

 

「うしかい座」は春の星座です。

夜空に輝く「うしかい座」の見つけ方はこちらから、ご覧ください。

春の星座の見つけ方「うしかい座」
黄道星座ではありませんが、1等星があることや、春を代表する星座であることから、存在感のある「うしかい座」です。

 

 

 

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まとめ

🌟「うしかい座」の紹介しました。

 

諸説あるます。どちらも曖昧な部分が多い感じです。

あなたはどう思われますか?

 

 

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