星座の神話「へびつかい座」

夏の宵に天頂近く、「さそり座」の上に大きな将棋の駒の形に

並んでいるのが「へびつかい座」です。

へびつかい座」の左右には「へび座」の星々が連なり

へびの姿をかたどっています。

「へびつかい座」の見つけ方はこちら

「へびつかい」といっても、あのインドの蛇使いを連想してしまう方も

いらっしゃるかもしれませんが、

星座の「へびつかい座」は医神アスクレピオスが星座となった姿で

語られています。

このアスクレピオスは太陽神のアポロンとテッサリアの王女コロニス

との間に生まれました。

母親が亡くなっていたので、ペーリオン山に住むケイロンに預けます。

ケイロンは半人半馬の怪人ですが、アポロン神と妹の女神アルテミスの

加護を受け様々な力を授けていた人物です。

ケイロンは、アポロン神の息子アスクレピオスにあらゆる知識を授けました。

医術の神を父に持ち、優秀な師を得たアスクレピオスは、

師のケイロンをも凌ぐ天才医師に育ちます。

他の医師に見放された重病人を治療し、大怪我をした人を助け、

やがて、知恵の女神アテネから授けられたメドゥーサの血の力に

よって、死者を生き返らせてしまいます。

怒ったのは冥界の王ハデスでした。

早々に大神デウスのところへ行き、死者を生き返らす行為について

憤慨しながら抗議しました。

このままでは世の中の秩序が保たれないと、判断した大神ゼウスは

アスクレピオスに雷を落として罰を与えました。

しかし、医者としての偉業は高く評価していましたから、

大神ゼウスはアスクレピオスを星座に加えたといいます。

こうして「へびつかい座」が誕生しました。

実は、話はここで終わりません。

アスクレピオスは半神的な存在で、死後もますます人々の

尊敬を受けました。

そのため、古代ギリシャにおいては、

この神を祀る神殿があちこちに作られています。

その神殿は、神託を受ける場所であると同時に、

一種の病院としての役割を果たしてもいました。

病にかかった患者は、アスクレピオスの神殿に詣でて、

そこで眠りにつきました、すると

夢にアスクレピオスが現れて、どうすれば病気や怪我が

治るかを教えたといいます。

さて、「へび座」と「へびつかい座」との関係は

どういったことでしょうか。。。

一説によると、脱皮を繰り返すへびは、古来より不死のシンボルであり、

今でも医学の象徴とされています。

アスクレピオスは、へびの毒を薬に利用していたという話も

あります。

または、アスクレピオスの友人が、たまたま1匹のへびを殺してしまいます。

そこへ、ある薬草を咥えた仲間のへびが草むらからやってきて、

死んだへびを蘇らせました。

それを見ていたアスクレピオスが死者を蘇らす術を知った、という

話からきているということです。

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