🌟「へび座」にある「M16-わし星雲」を見てみましょう。
今回のわし星雲は6.4等星なので、普通の場所では肉眼では、見つからないので、
双眼鏡でボンヤリ、望遠鏡で散開星団が確認できます。
「へび座」は夏の星座です、夏休みに星が綺麗に見える場所へお出かけして、
ぜひ探してください。
見つけ方
🌟「へび座」にありますが、「へび座」は「へびつかい座」とくっついている
特殊な星座です。
まずは「へび座、へびつかい座」を確認しましょう。
(C)アストロアーツ/星空年鑑
🌟「へび座」が確認できましたか?「へびつかい座」に分断されるように、
へびの頭部と尾部が分かれて伸びています。
「へびつかい座」というのは黄道星座に入れられるか、どうか、などという話も
あるほど、黄道星座「いて座」や「さそり座」のすぐ近くにあります。
その大きさで、存在感はありますね。
「M16」というのは「わし星雲」という名前で、耳にした方も多いかもしれ
ません。
また、星雲の中では新しい星が次々と生まれている場所なので、その点でも
よく注目されています。
さて、見つけるには、「いて座」の南斗六星の柄杓型を目印に探した方が見つけ
やすいでしょう。
柄杓の端のμ星とへび座の尾部になる3等星が3つ並んでいますが、その真ん中の
η星とのちょうど真ん中にあります。
その辺りには、肉眼でも見えにくい「たて座」があるので、一緒に探すと楽しい
かも知れないですね。
(C)NASA/M16
🌟M16は散光星雲に包まれた散開星団です。
「わし星雲」というのは散光星雲が確認されてからです、というのも、M16が
発見された当初は散開星団という認識の記述ばかりで、初めて写真が撮影された
のは1895年のことです。
基本情報
基本情報
M16-わし星雲 | |
番号 | M16/NGC6611 |
赤経 | 18h18.8m |
赤緯 | -13°47′ |
等級 | 6.4等 |
距離 | 5500光年 |
星座 | へび座 |
種類 | 散開星団+散光星雲 |
まとめ
🌟「M16-わし星雲」について紹介しました。
「へび座」にあります、「いて座」の方が目印になりそうなので、南斗六星から
探して見ましょう。
市街地では肉眼で、見ることはできません。双眼鏡をお持ちなら双眼鏡で
見てください。双眼鏡でもボンヤリです。
夏の星座ですので、夏休みに星の綺麗な場所へ出かけてぜひ探して見ましょう。
観望会などでは、へび座のその他の天体なども紹介してくれるはず
ですので、尋ねてみてください。
良い観望でありますように。。。
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