(C)NASA/M35
このページは、
冬の星座にあるメシエ天体「ふたご座-M35-NGC2168」です。
あなたの探している天体ですか?
もし、お探しの天体にたどり着けていない方はこちらをご覧ください。
「M35-NGC2168」
🌟「M35-NGC2168」は「ふたご座」にある、散開星団です。
どこにあるの?
🌟所属星座は「ふたご座」の領域にあります。
まずは周りの星座などと「ふたご座」の位置を確認しましょう。
(C)アストロアーツ/星空年鑑
🌟「ふたご座」は1等星と、1等星に近い2等星が、二つ並んでいますし、形もゆる
キャラのシルエットのようで、ちょっと可愛らしいので、すぐに見つかっても、いい
ようなのですが、冬はとても夜空が賑やかな季節です。
ちょうどいい目の高さに、冬の王者と言われる星座の「オリオン座」があって、その
下には、一番明るい恒星シリウスを、持つ「おおいぬ座」があったりと、そちらへ目
を奪われがちです。
黄道星座の「ふたご座」がなぜ目につきにくいのかは、昼間の太陽の位置が、季節に
よって高い低いがありますね、それと同じで、地軸が傾いているので、黄道星座も
季節によって高い低いがあります。
冬は高い位置を黄道星座が通るので、「ふたご座」も見頃の時期は、目線が高い位置
にくるので、あんなところに?っと思うことがあります。
そんなわけで、冬は目立つ星座を一通り見て回った後に、「ふたご座」を探したほう
がいいでしょう。位置関係がはっきりすると、次からはすぐに「ふたご座」だけを
見つけられます。
そこで役に立つのが、冬の大三角形と冬のダイヤモンドです。「ふたご座」は冬のダ
イヤモンドの一角ですが、一緒に三角形も見つけられるので、そこから「ふたご座」
を確認しましょう。
「ふたご座」が確認できたら、「M35」は「ふたご座」の2等星のα星カストル側の
足先の星、η星、1番星のすぐ上にあります。
(C)NASA/M35
🌟5~6等星ほどなので、星のよく見える場所でなら、ぼんやり肉眼で見えます。
目の言い方は見つけられるでしょう。およそ2500個の星が30光年に渡って広がって
います。
🌟明るい星団なので、発見の歴史は古く、1745年にスイスの天文学者シェゾーに
よって発見されました。メシエの観測は1764年で、「非常に小さな星団」と記され
ています。
この星団も、多くの星団が賞賛されると同じく、その美しさを讃えられています。
基本情報
基本情報
M35-NGC2168 | |
番号 | M35-NGC2168 |
赤経 | 6h08.9m |
赤緯 | +24°20′ |
等級 | 5.3等 |
距離 | 2600光年 |
星座 | ふたご座 |
種類 | 散開星団 |
まとめ
🌟ふたご座にある「M35-NGC2168」について紹介しました。
冬は賑やかな星空が楽しめます。1等星や2等星が多く、形も捉えやすい星座が多いの
で、星団や星雲も探しやすいでしょう。
見つけるチャレンジして見てください。
また、機会があれば、大きな望遠鏡のある施設でも見てください。
コメント