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天文、宇宙好き以外でも期待される、天体ショーが流星群です。
年間を通して、色々な流星群が楽しめます。
オリオン座流星群
「オリオン座」はとても人気のあって、知名度もある、冬を代表する星座の一つ
です。
そんな「オリオン座」にも流星群があるのは意外に知られていないようで、
一般的には3大流星群がよく注目されて、それ以外は特に注目を浴びません。
では今回覚えて見ましょう。
実はハレー彗星が母体で、比較的流星の数が、多い流星群の一つなのです。
秋の目立つ星が少ない時期ですが、夜の長さを利用して、流星群を待って見ましょ
う。
出現期間
出現期間:10月8日〜10月23日 | |
極大日:10月21日〜23日
流星の数:多い 母星:ハレー彗星
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🌟「みずがめ座η流星群」と同じハレー彗星が母体です。
🌟極大日ごろには1時間に数十個ほどが見れらます。以前は1時間に100個もの流星を確認したことのある流星群です。 |
特徴
「オリオン座」を探すのは簡単でしょうか。
冬の時期は早い時間から東の空へ、顔を覗かせますが、流星群は時間が深夜以降
のことが多く、時間によってはまだ上がっていないこともあるかも知れません。
それでも、放射点に注目しなくても、流星群はいいので、そのうち流れてくる
星が目に止まってくることでしょう。
長時間観測するつもりでお出かけの予定を立ててください。
時間をかければかけるほど見える数も増えます。
当たり前のようですが、
自然現象なので、のんびりゆったりとした時間をお過ごし下さい。
流星とは何か。。。
宇宙空間にある直径1ミリメートルから数センチメートル程度
のチリの粒が地球の大気に飛び込んで
大気と激しく衝突します。
その速さは秒速10〜72キロメートルで
地球に突入してきます。
地球も秒速30キロメートルで動いているので、
正面から突入したものは 速くなり、
後ろから突入したものは 遅くなります。
その時、高温になってチリが気化する一方で、
大気や気化したチリの成分が光を放つ現象を言います。
そのチリはどこから来るのか、
主に彗星が運んできます。
というのも、彗星はこのようなチリの粒を軌道上に放出していて、
チリの粒の集団は、それを放出した彗星の軌道上に
密集することになるのです。
彗星の軌道と地球の軌道が交差している場合、
地球がその位置に差し掛かると、
チリの粒がまとめて地球の大気中に飛び込んできます。
この時に たくさんの流星が見られる現象を「流星群」と呼んでいます。
地球が彗星の軌道を横切る日時は毎年ほぼ決まっています、
だから毎年特定の時期に特定の「流星群」が出現するわけです。
まとめ
オリオン座流星群の紹介をしました。
秋に見頃の流星群は寂しさ漂う秋の風情を、ほんのちょっと賑やかにしてくれる
楽しい天体ショーとなることでしょう。
良い観望でありますように。。。
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