天文、宇宙好き以外でも期待される、天体ショーが流星群です。
年間を通して、色々な流星群が楽しめます。
おうし座流星群
「おうし座」と、聞くと、私は1等星のアルデバランや、肉眼でも見える星団の
「プレアデス星団」や「ヒアデス星団」といった賑やかな、星座の印象がありま
す。
それだけでも十分なのに、さらに「流星群」ですか!!しかも2つ!!、という
牛だけにお腹いっぱいの星座ですね。
秋が深まる頃に、大きなピークは無いものの、なんとなくの目安日が2回あるの
で、先週天気が悪くて見えなくても、来週もあるよ〜と、お友達も誘えます。
出現期間
出現期間:10月23日〜11月20日 | |
極大日:
南群11月4日~5日 北群11月12日〜13日 流星の数:中 母星:エンケ彗星
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🌟南群と北群の2つに別れている流星群です。それぞれ極大日が別れていますが、大きなピークは無く、長期間にわたり1時間に数個の流星が見られます。 |
特徴
放射点が北と南とに別れていますが、流星群を見る方としてはあまり気にしなく
てもいい要素です。区分けや区分が必要な方向けに分類されているので、ただ、
なんとなくのピークが違うというのを知っていれば、秋の夜長の楽しみにする
ことができます。
流星とは何か。。。
宇宙空間にある直径1ミリメートルから数センチメートル程度
のチリの粒が地球の大気に飛び込んで
大気と激しく衝突します。
その速さは秒速10〜72キロメートルで
地球に突入してきます。
地球も秒速30キロメートルで動いているので、
正面から突入したものは 速くなり、
後ろから突入したものは 遅くなります。
その時、高温になってチリが気化する一方で、
大気や気化したチリの成分が光を放つ現象を言います。
そのチリはどこから来るのか、
主に彗星が運んできます。
というのも、彗星はこのようなチリの粒を軌道上に放出していて、
チリの粒の集団は、それを放出した彗星の軌道上に
密集することになるのです。
彗星の軌道と地球の軌道が交差している場合、
地球がその位置に差し掛かると、
チリの粒がまとめて地球の大気中に飛び込んできます。
この時に たくさんの流星が見られる現象を「流星群」と呼んでいます。
地球が彗星の軌道を横切る日時は毎年ほぼ決まっています、
だから毎年特定の時期に特定の「流星群」が出現するわけです。
まとめ
おうし座流星群の紹介をしました。
放射点が2つあって、極大日も2つあり、期間が長いように感じます、秋の夜の
楽しみに「流れ星を探す」、というカテゴリーを一つ追加して見ませんか?
良い観望でありますように。。。
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