流星群を見てみよう「おうし座流星群」

星コラム




(C)NASA

 

星コラム「年間の流星群一覧にまとめました」
流星群は1年を通して、同じような時期の決まって出現します。それの取りまとめを紹介します。しぶんぎ座流星群、こと座流星群、おとめ座流星群、みずがめ座流星群、はくちょう座流星群、ペルセウス座流星群、やぎ座流星群、ジャコビ二流星群、おうし座流星群、しし座流星群、オリオン座流星群、ふたご座流星群、こぐま座流星群

 

天文、宇宙好き以外でも期待される、天体ショーが流星群です。

年間を通して、色々な流星群が楽しめます。

 

 

おうし座流星群

 

「おうし座」と、聞くと、私は1等星のアルデバランや、肉眼でも見える星団の

「プレアデス星団」や「ヒアデス星団」といった賑やかな、星座の印象がありま

す。

 

それだけでも十分なのに、さらに「流星群」ですか!!しかも2つ!!、という

牛だけにお腹いっぱいの星座ですね。

 

秋が深まる頃に、大きなピークは無いものの、なんとなくの目安日が2回あるの

で、先週天気が悪くて見えなくても、来週もあるよ〜と、お友達も誘えます。

 

星雲・星団を見てみよう「プレアデス星団」
「プレアデス星団」について紹介しました。肉眼でも見えますが、お持ちでしたら双眼鏡で見つけて欲しいです。おうし座のおうしの肩のあたりに見えます。1等星のアルデバランを見つけて、少し右側へ目を向けると、小さなぼんやりした星の塊のようなものが見えます。
星雲・星団を見てみよう「ヒアデス星団」
「ヒアデス星団」について紹介しました。肉眼でもかなりはっきり見えます。「おうし座」の1等星アルデバランはおうしの目に当たります。その1等星から、おうし座の顔の部分にあたる、「V」字型に並ぶ星がヒアデス星団です。

 

出現期間

出現期間:10月23日〜11月20日
  極大日:

南群11月4日~5日

北群11月12日〜13日

流星の数:中

母星:エンケ彗星

 

 🌟南群と北群の2つに別れている流星群です。それぞれ極大日が別れていますが、大きなピークは無く、長期間にわたり1時間に数個の流星が見られます。

 

冬の星座の見つけ方「おうし座」
おうし座の見つけ方を紹介しました。おうし座には1等星アルデバランがありそれが目印となります。また、おうし座には星団が2つもあり、見える星の数は多いです。その一つは日本でもお馴染みの「すばる」こと「プレアデス星団」です。それらを見るのもまた楽しみな星座です。

 

 

特徴

 

放射点が北と南とに別れていますが、流星群を見る方としてはあまり気にしなく

てもいい要素です。区分けや区分が必要な方向けに分類されているので、ただ、

なんとなくのピークが違うというのを知っていれば、秋の夜長の楽しみにする

ことができます。

 

 

流星とは何か。。。

 

宇宙空間にある直径1ミリメートルから数センチメートル程度

のチリの粒が地球の大気に飛び込んで

大気と激しく衝突します。

 

その速さは秒速10〜72キロメートルで

地球に突入してきます。

 

地球も秒速30キロメートルで動いているので、

正面から突入したものは 速くなり、

後ろから突入したものは 遅くなります。

 

その時、高温になってチリが気化する一方で、

大気や気化したチリの成分が光を放つ現象を言います。

そのチリはどこから来るのか、

 

主に彗星が運んできます。

というのも、彗星はこのようなチリの粒を軌道上に放出していて、

チリの粒の集団は、それを放出した彗星の軌道上に

密集することになるのです。

 

 

彗星の軌道と地球の軌道が交差している場合、

地球がその位置に差し掛かると、

チリの粒がまとめて地球の大気中に飛び込んできます。

 

この時に たくさんの流星が見られる現象を「流星群」と呼んでいます。

 

地球が彗星の軌道を横切る日時は毎年ほぼ決まっています、

だから毎年特定の時期に特定の「流星群」が出現するわけです。

 

 

まとめ

 

おうし座流星群の紹介をしました。

 

放射点が2つあって、極大日も2つあり、期間が長いように感じます、秋の夜の

楽しみに「流れ星を探す」、というカテゴリーを一つ追加して見ませんか?

 

良い観望でありますように。。。

 

 

 

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