🌟「かみのけ座」にある「M91-NGC4548(NGC4571)-銀河」の位置を確認して
みましょう。
どこにあるの?
🌟「かみのけ座」にありますが、近くの「しし座」と「おとめ座」の間は
「おとめ座銀河団」とよばれ、銀河などが集中している場所でもあります。
さらに目印には「うしかい座」の1等星アルクトゥールスも役に立つでしょう。
まずは周りの星座などと「おとめ座」の位置を確認しましょう。
※ピンクの丸で囲んだあたりが、「乙女座銀河団」と呼ばれる銀河などが密集している場所です。
(C)アストロアーツ/星空年鑑
🌟「おとめ座」のおとめ座銀河団の上部の中ほどのあります。探す時には、
春の大三角形の「おうし座」のアルクトゥールスと「しし座」のでデネボラを
結んだ線上を注目しましょう。
「おうし座」のアルクトゥールスと「しし座」のでデネボラを結んだ線を3等分
します。「おうし座」のアルクトゥールスから3分の2、「しし座」のでデネボラ
から3分の1のところにあります。
さらには「かみのけ座」のγ星と「おとめ座」のρ星を結んだ線と、先ほどの
「おうし座」のアルクトゥールスと「しし座」のでデネボラを結んだ線との交点
あたりに「M91」はあります。
「かみのけ座」のγ星と「おとめ座」のρ星は、4~5等星であまりお勧めは
できません。
NGCの番号が2つあるのは、重複したり、間違えてしまったりと、発見当初には
色々とそんな問題があったようです。現在では、「NGC4548」が使われること
が多いです。
おとめ座銀河団について
🌟「おとめ座」と「しし座」と「かみのけ座」の間は「おとめ座銀河団」と
よばれ、約1300〜2000個の銀河が集中しています。中でもメシエ番号や
NGCの番号がついているものは小型の望遠鏡でも観測できます。
ここの銀河は大きな質量を持った銀河が多いので、ブラックホール候補の天体も
多く確認してされています。
乙女座銀河団の構造は渦巻銀河と楕円銀河が不均一に混ざっています。
(C)NASA
この他の「かみのけ座」にある天体
「かみのけ座」には、特徴のある天体があり、まとめたページがあるので、
そちらも合わせてご覧ください。
基本情報
基本情報
M91-銀河 | |
番号 | M91/NGC4548(NGC4571) |
赤経 | 12h35.4m |
赤緯 | +14°12′ |
等級 | 11.6等 |
距離 | 4100万光年 |
星座 | かみのけ座 |
種類 | 銀河 |
まとめ
🌟「M91-NGC4548(NGC4571)-銀河」について紹介しました。
「かみのけ座」にありますが、おとめ座銀河団の一員です。重複したり、間違えて
しまう程、近くに銀河が集中しているのですね。
もし観測会などで、大きな望遠鏡で見る機会があれば、みてみましょう。
良い観望でありますように。。。
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