(C)国立天文台
天文、宇宙好き以外でも期待される、天体ショーが流星群です。
年間を通して、色々な流星群が楽しめます。
ふたご座流星群
「ふたご座流星群」は流星群の中でも、特に流星の数が、多いことで有名です。
そして、年間を通して、流れる星の数が多い流星群が3つあり、3大流星群とも
呼ばれていて、そのうちの一つが、「ふたご座流星群」です。
ちなみに、後の残りは、夏のお盆前にピークを迎える「ペルセウス座流星群」と
年明け早々にピークがやってくる「しぶんぎ座流星群」です。
出現期間
出現期間:12月11日〜12月16日 | |
極大日:12月12日〜14日
流星の数:多い 母星:フェートン彗星
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🌟「しぶんぎ流星群」と「ペルセウス流星群」と並んで3大流星群の一つです。
🌟極大日の頃には、1時間に数十個ほどの流星が見られます。 |
特徴
冬の寒い時期で、じっと観測するには寒さ対策が欠かせませんが、空気が凛とし
ている時期なので、流星も鮮やかに観測できます。
しかも、「ふたご座」は冬の星座です。そして、放射点が登るのも、比較的早い
時間なので、深夜や未明に放射点が、上がってくる流星群よりは、観測しやすい
流星群でもあります。
多い時間には1時間に40個前後が予想されていますが、この多い時間というの
は、放射点が高い位置にきた時を想定されています、より多く観測したいという
方は、時間が許す限り、気長に観測してみましょう。
また流星以外でも、じっと星を見ていてもキラキラと輝く星が綺麗なので、
冬の夜空をみてください。
流星とは何か。。。
宇宙空間にある直径1ミリメートルから数センチメートル程度
のチリの粒が地球の大気に飛び込んで
大気と激しく衝突します。
その速さは秒速10〜72キロメートルで
地球に突入してきます。
地球も秒速30キロメートルで動いているので、
正面から突入したものは 速くなり、
後ろから突入したものは 遅くなります。
その時、高温になってチリが気化する一方で、
大気や気化したチリの成分が光を放つ現象を言います。
そのチリはどこから来るのか、
主に彗星が運んできます。
というのも、彗星はこのようなチリの粒を軌道上に放出していて、
チリの粒の集団は、それを放出した彗星の軌道上に
密集することになるのです。
彗星の軌道と地球の軌道が交差している場合、
地球がその位置に差し掛かると、
チリの粒がまとめて地球の大気中に飛び込んできます。
この時に たくさんの流星が見られる現象を「流星群」と呼んでいます。
地球が彗星の軌道を横切る日時は毎年ほぼ決まっています、
だから毎年特定の時期に特定の「流星群」が出現するわけです。
まとめ
ふたご座流星群の紹介をしました。
三大流星群の一つでもある、「ふたご座流星群」は冬の天体ショーの中では、
メインイベントと言えます。普段から、空の開けた場所を探しておくと、いいか
もしれませんね。
良い観望でありますように。。。
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