秋の星座の見つけ方「みなみのうお座」

秋の星座




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このページは秋の星座の「みなみのうお座」です。

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「みなみのうお座」

 

朝晩にだんだんと秋の気配が感じられる頃

夜空の星にも秋がだんだんとやってきています。

 

まだつ星が少ない秋の星座ですが、

1等星がある「みなみのうお座」は比較的探しやすかったり、

目印になったりします。

 

しっかり覚えてみませんか?

 

(C)アストロアーツ/星空年間

 

見つけ方

 

🌟「みなみのうお座」は黄道星座の「うお座」とは

違う星座です。

 

🌟大まかな位置は「みずがめ座」の南下に位置しています。

南の低空に10個ほどの星が楕円形を描いています。

 

🌟みずがめ座の下側でお気付きの方もいるかと思いますが、

「みずがめ座」の瓶からこぼれた水が流れでて、

「みなみのうお座」の口へ流れ込んでいる、という、

ちょっとシュールな関係です。

 

🌟その口元にあるのがα(アルファ)星である1等星の

「フォーマルハウト」です。

 

🌟「みずがめ座」の真ん中あたりの「小さな三ツ矢」から下へ水が

流れています。それを辿ると1等星のフォーマルハウトの輝きが

目を引きます。

 

🌟みずがめ座の小さな三ツ矢が見えにくい時には、

東の空の「秋の四辺形」であるペガスス座を確認するのも

一つの方法ですね。

 

秋の星座の見つけ方「みずがめ座」
「みずがめ座」は秋には見頃を迎える星座です。流星群は深夜に出現します。 7月の21時頃やっと東の空から昇り始めます。全体的に3等星から5等星という目立つ星があまりありません、しかも全体像は大きめなので、全体を見つけるのは少し難しいようです。
秋の星座の見つけ方「ペガスス座」
秋の宵の頃には、東の空高く4個の星が大きな四辺形を、形作っています。逆さまになった、天馬ペガススの上半身の姿が描かれています。夏の大三角から探すか、秋の黄道星座から探すか、両方を紹介しました。

 

 

 

フォーマルハウトの意味

 

🌟「フォーマルハウト」響きが良くて、とても好きな名前です。

ですが、実は意味は「魚の口」、「鯨の口」です。

 

そのまんま、なのです。

 

アラビア名は「フム・アル・フート・アル・ゲヌビ」で

「南の魚の口」と付けられています。

 

🌟日本では和名が「秋星」と言います。

秋に他に1等星がなかったからでしょうね。

 

 

🌟中国の呼び名は、「北落師門」と言われ、

現在の「西安」が「長安」と呼ばれていた頃、城の北にある

「北落門」からとった名前が付けられました。

 

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レキシ?orチシキ?

 

🌟紀元前3200年頃にはすでに知られていた古い星座です。

 

🌟星座として認識されていた当初からギリシャ時代までは、

立派な尾びれまで付いた姿でしたが、

17世紀に「みなみのうお座」のさらに南に新しく生まれた星座、

「つる座」に尾びれの星を取られてしまいました。

 

🌟今の姿の「みなみのうお座」で見慣れているせいなのか、

つる座」と合わせてみても、あまりつながりを感じられませんね、

でも、もし、熱帯魚のようなひらひらが長く伸びている魚を古代の人が

考えたのなら、なくはない。。。でしょうか。。。

 

 

みなみのうお座の神話

 

みなみのうお座の神話はこちらをご覧ください。

 

星座の神話「みなみのうお座」
「みなみのうお座」のギリシャ神話の紹介をしています。諸説あるものの、代表的なものを2つ、紹介させていただいてます。「美の女神アフロディーテ」説だと、うお座とほぼ同じで、どうもしっくりいきません。ので、私は「豊穣の女神デルセト」説の方が、もっとらしいかな。と考えています。

 

 

 

基本情報

基本情報

学名 Piscis Austrinus(略号PsA)
中央位置 赤経:22h14m   赤緯-31°
概略範囲 東23h04m,西21h25m,北-25°,南-37°
20時南中 10月17日(高度24°)
面積 245.37平方度(順位60)
肉眼星数 15個(5.5等)
設定者 プトレマイオス
主な天体 α星:フォーマルハウト 1.2等星

β星:重星、4.4~7.9等星

γ星:重星、4.5~8.2等星

δ星:重星、4.3~10.5等星

見どころ β星=4.4等星と7.9等星の二つの星が30.4″(77.216cm)の間隔で並んだ二重星です。光度差はややあるものの、間隔が大きので口径6cmで分離できます。

γ星=4.5等星と8.2等星の二つの星が4.3″(10.922cm)の間隔で並んだ二重星です。光度差が大きい上に二つが接近しているために、口径6.5cmでも大気の安定した夜でないと分離できない時が有ります。

 

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まとめ

 

秋の星座の「みなみのうお座」の見つけ方を紹介しました。

「みなみのうお座」には1等星があり、秋の星座の中では、

見つけやすいです。

 

参考にして探して欲しいです。

 

だんだん秋になるにつれ、昼夜の寒暖差が出来てきます、

星空観望の折には、風邪をひかないように気をつけてください。

 

 

 

良い観望でありますように。。。

 

 

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