9月の星空の見所を紹介します。
残暑の厳しい日が続いておりますが、夜は少しづつ秋の気配が感じられます。
星空模様も秋の気配になってきました。
夏の星座の名残がまだ西の空に残る中で、
秋の星座との共演はどうですか?
素敵なシンフォニーが聞こえてきますね。
東の空
🌟「秋の四辺形」のペガスス座が少し高さが出てきて
見つかりやすくなってきました。
🌟黄道では12番目の星座「うお座」が、
二匹の魚の尾ひれが繋がれた姿を見せはじめます。
🌟東の空でも北寄りにほ「アンドロメダ座」が、
こちらも昇り始めています。
「アンドロメダ座」には「アンドロメダ銀河」があり、
4等星ほどですので、コンディションの良い時には、
肉眼でも確認できることでしょう。
南の空
🌟東南の空の低い位置、「うお座」の隣に「みなみのうお座」が
あります。
「みなみのうお座」にはフォーマルハウトという1等星が目印になります。
🌟南側の空の見所はやはり、黄道があるので、誕生日星座でおなじみの
星座が並んでいます。
🌟秋は目立ちにくい星座が多いのですが、形が特徴的なので、
それを頼りに見つけてください。
北の空
🌟北に見える星で目印になる「カシオペア座」が見頃を迎えます。
その横には「ペルセウス座」なども顔を出し始めます。
🌟北極星のある「こぐま座」や長い姿を見せている「りゅう座」
も北側に見えます。
(C)国立天文台
西の空
🌟南西にかけて、黄道星座の移りゆく姿が色々と見られます。
「さそり座」や「おとめ座」などは惑星と一緒にあってので、
よく目にされた方も多いかと思います。
🌟黄道星座ではないですが「へびつかい座」や「ヘラクレス座」なども
そろそろ沈む準備を始める頃です。
🌟西の空の低い位置に「うしかい座」の1等星のアークトゥルスは
「春の大曲線」で「おとめ座」と一緒に覚えた方も多いのでは
ないでしょうか、早い時間に沈んでしまうので、
これが見納めです。
天中の空
🌟頭の頭上にはまだ夏の大三角が見えます。
さすがに西へ沈むには時間がかかりますね。
惑星の星模様
🌟9月の上旬は日の出前が賑やかです。
明けの明星の金星、最大離角を迎える水星、順当な火星、
それぞれが美しく輝いています。
(C)国立天文台
🌟そこへ「しし座」のレグルスもそばの共演は見ごたえあります。
🌟9月中旬になればそこへ月が参加したコンチェルトが見事です。
🌟下旬には、西に目を向けていただいて、月と木星や土星の共演を
楽しめることでしょう。
9月の夜空の見所をまとめました。
秋の星座や夏の名残の星座、惑星なども合わせて
見所満載です。
また、記事の中で、詳しく紹介する予定です。
良い観望でありますように。。。
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