このページは南半球の星座の「くじゃく座」です。
あなたの探している星座ですか?
もし、お探しの星座にたどり着けていない方は、こちらをご覧ください。
「くじゃく座」
🌟南半球の星座は、日本では沖縄で、いくつか見えますが、
それでも全部は見えません。
見つけ方の紹介はちょっと可笑しいので、星座の紹介に留めます。
南半球にはこんな星座があるんだ!と思ってください。
そして南半球へお出かけの際には参考にしてください。
「くじゃく座」はどこにある?
🌟沖縄からでも全貌は見えません。
アルマ望遠鏡があるチリの星空で「くじゃく座」のある位置を確認して
みましょう。
(C)アストロアーツ/星空年鑑(アルマ望遠鏡から見た7月の星空)
🌟「くじゃく座」には2等星ですが、シンボル的なα星のピーコックがあります。
「さそり座」の尻尾から南へ下がってゆくと、目につく2等星があります。
というのも、「さそり座」と「くじゃく座」の間にある「ぼうえんきょう座」は
目立つ星が少なく、しかも、天の川の河川敷の様な少し離れたところにあるので、
2等星でも目立ちます。
このα星のピーコックは孔雀の頭部になります。
体は「さいだん座」の直ぐ下に3~4等星でできています。羽を閉じた姿の星座図に
なってはいますが、羽のボリュームを思わせる様な広がりは、「さいだん座」近く
まで広がっています。
ちなみに、α星は2等星ピーコックは周期11.75日の分光連星です。
🌟「くじゃく座」の設定者は17世紀のドイツの天文学者バイエルとなって
いますが、すでに15世紀ごろの航海者たちの間で、作られていました。
南半球には航海者が、先に名付けている星座が多いです。
歴史的に古い時代の天文学者は、北半球で活躍していたためで、大航海時代を
経て、南半球の土地も知られ、星も知られたということで、近年に設定された
ものが多いのです。
基本情報
基本情報
学名 | Pavo(略号Pav) |
中央位置 | 赤経:19h33m 赤緯-66° |
概略範囲 | 東21h30m,西17h37m,北-57°,南-75° |
20時南中 | 9月5日(高度-11°) |
面積 | 377.67平方度(順位44) |
肉眼星数 | 28個(5.5等) |
設定者 | バイエル(カイザーとホウトマン) |
主な天体 | α星=ピーコック 1.9等星
ζ星=重星 4.2~8.6等星 κ星=変光星 4.0~4.8等星 9.09日周期 NGC6752=球状星団 5.4等星 |
見どころ | ζ星=二重星になっていて、4.2等星と8.6等星の二つの星が、3.3″の感覚で並んでいます。光度差は大きいが、口径6.5cmで分離します。主星は周期2214日の分光連星になっています。
NGC4755=ω星の東にある、5.4等級の球状星団です。視直径は20’もあるため、双眼鏡で星雲状に見えます。周辺の星は、口径15cmで見える様になります。 |
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まとめ
🌟南半球の星座「くじゃく座」を紹介しました。
南半球にある星座で、日本からは見えません。ですが、2等星の「ピーコック」と
いう名前は、なんだか馴染みがありますね。
「くじゃく座」を見る機会があれば、ぜひ探してください。
良い観望でありますように。。。。
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