(C)国立天文台
このページは冬の星座の「エリダヌス座」です。
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「エリダヌス座」
ちょっと聞きなれない星座の「エリダヌス座」をご存知ですか?
名前を聞いた時は、人の名前かな?
と思ってました。
ですが違ったんですね、実は川の名前なんです。
神話の中に登場する川の神様の名前でした。
川の神様の名前というと、真っ先の思いつくのは「琥珀川」
。。。。「千と千尋の神隠し」です。
すいません余談ですね。
話すと長いです。
では、気を取りなおして、
「エリダヌス座」を探してみましょう。
見つけ方
🌟川だけに、長いです、蛇行もしてます。
大体の位置は、南の低い位置にあります。
上部は見えていますが、河口は地平線の下まで続きます。
それらを踏まえて。
始まりは「オリオン座」のβ星リゲルの脇から西へ東へ蛇行しながら、
地平線の下へ向かっています。
川の終点は、「川の果て」という意味の1等星のアケルナルがあります。
せっかくの1等星で、目印にもして欲しい、ところですが、
九州の南部より南でないと見ることができません。
「オリオン座」のリゲルはオリオンの足にあるので、
オリオン座の下側に光る1等星です。
そのすぐ右横に控えめな、3等星から始まりです。
「おうし座」の下を通り、「くじら座」の腕をかすめて、
歪んだ「S」字を書くように繋がって、地平線へと流れこんでいます。
なかなか、目立つ星がないので、見つけるのは難しい星座の一つです。
星がよく見える場所でなら、見つけられるでしょう。
挑戦してみてください。
(C)アストロアーツ/星空年間
「エリダヌス座」にある天体
「エリダヌス座」には、特徴のある天体があり、まとめたページがあるので、
そちらも合わせてご覧ください。
エリダヌス座の神話
エリダヌス座の神話をまとめたページはこちらをご覧ください
基本情報
学名 | Eridanus(略号Eri) |
中央位置 | 赤経:3h15m 赤緯-29° |
概略範囲 | 東5h09m,西1h22m,北00°,南-58° |
20時南中 | 1月14日(高度25°) |
面積 | 1137.92平方度(順位6) |
肉眼星数 | 79個(5.5等) |
設定者 | プトレマイオス |
主な天体 | α星:アケルナル 0.5等星
β星:クルサ 2.8等星 γ星:ザウラク 3.0等星 θ星:アカマル、重星 3.3~4.4等星 NGC1300:棒渦巻き銀河、11.1等星 |
見どころ | NGC1300=典型的な棒渦巻き銀河です。τ4星の上(北)に位置しています。光度は11.1等星と暗いものの、口径8cmで淡く捉えることができ、口径15cm以上になるとはっきりします。 |
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まとめ
「エリダヌス座」の見つけ方を紹介しました。
神話の川のがモチーフになっているので、全体像はとても大きく、
蛇行しながらですが長い星座です。
地平線から下にα星があるなど、高度の低い星座で、
見えている部分は目立つ星がないので、探すのが難しいですが、
頑張って探してみてください。
良い観望でありますように。。。
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