このページは冬の星座の「とけい座」です。
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「とけい座」
🌟冬の夜に南の空に見えるか見えないかの位置にある星座で、
南天の星座とも言われます。
そんな「とけい座」を探してみます。
(C)アストロアーツ/星空年間
見つけ方
🌟見えても星座の半分ほどしか見えません。
しかも4等星ばかりの星座で、地平線に近いほど減光してしまうので、
さらに見つける難易度が上がります。
それらを踏まえて。
大まかな位置は「エリダヌス座」の最後の蛇行部分の南側に位置しています。
東には「ちょうこくぐ座」があり、エリダヌス座の対岸には「ろ座」があります。
上がった星座を聞いてみても目立たない星座ばかりですね。
目印は何にしましょうか。
辿ってゆく形で、「オリオン座」のリゲルは見つかりますか?
リゲルの南隣に「エリダヌス座」の川の始まりの部分があります。
そこから蛇行する「エリダヌス座」を辿って南の地平線まで行きます。
蛇行は西へ向かって「くじら座」の前足で1回目の折り返しがきて、
東南へ向かいます。
次の蛇行の折れ曲がりは「ちょうこくぐ座」との境です。
そこから西南に向かってゆく「エリダヌス座」のさらに南にあるのが
「とけい座」です。
「ちょうこくぐ座」のα星と「とけい座」α星が並んで見えます。
このα星は時計の振り子の部分にあたります。
時計の文字盤は沖縄のような南に行ったら確認できるでしょう。
そのときには「エリダヌス座」の1等星アケルナルが西側に輝いています。
星のよく見える場所へ行った際には、ぜひ探してみてください。
基本情報
基本情報
学名 | Horologium(略号Hor) |
中央位置 | 赤経:3h15m 赤緯-53.5° |
概略範囲 | 東4h18m,西2h12m,北-40°,南-67° |
20時南中 | 1月6日(高度2°) |
面積 | 248.88平方度(順位58) |
肉眼星数 | 10個(5.5等) |
設定者 | ラカイユ |
主な天体 | NGC1261:球状星団 8.3等星
NGC1448:渦巻き銀河 11.8等星 |
見どころ | NGC1261=星座の中程にある8.3等星の球状星団です。視直径が2.0’と小さいので、口径8cmでも星雲状にしか見えない。 |
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まとめ
🌟「とけい座」の見つけ方を紹介しました。
あまり目立つ星座ではありませんし、南下にあって、観測しにくいですが、
確かにある星座ですので、
観測好機にはぜひ観望してください。
見えにくい星を見つけ時の喜びはひとしおです。
良い観望であります様に。。。
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