(C)国立天文台
このページは秋の星座の「アンドロメダ座」です。
あなたの探している星座ですか?
もし、お探しの星座にたどり着けていない方はこちらをご覧ください。
「アンドロメダ座」
「アンドロメダ座」はフェニキアで誕生した星座です。
神話のエチオピア王家の物語のヒロインである王女「アンドロメダ」の姿
と言われています。
8月下旬の3時頃には南中にやってきます、
秋には見頃を迎える「アンドロメダ座」を探してみましょう。
(C)アストロアーツ/星空年間
見つけ方
「秋の四辺形」「ペガススの四辺形」を形作る4つの星を見つける
方法が一番早いです。
「ペガスス座」の見つけ方はこちら
というのも、「ペガスス座」の大四辺形の4つの星のうち、
北東の星はアンドロメダ座のα星なのです。
ペガススのおへその位置に当たる「アルフェラッツ(馬のヘソ)」が、
アンドロメダ姫の頭の星に、この名前が使われていました。
これは20世紀初頭まではペガスス座と共有していた為です。
別名でアラビア名の「アル・ラス・アル・マラー・アル・ムサルサラー
(鎖に繋がれた女性の頭)」がありますが、現在では忘れられています。
この重なるを先頭に北に向かってアルファベットの大文字「A」の
並びを確認できることでしょう。
これが「アンドロメダ座」です。
そのほか、「カシオペヤ」からも探すことができます。
「カシオペヤ座」は有名な「W」の形をしている
北側にある星座です。
北側にすぐ見つかります。
その「カシオペヤ座」から東へ目を向けると横になった「A」があります。
それが「アンドロメダ座」です。
さらにその北側には「ペルセウス座」があります。
8月の深夜に顔を出し始めて放射点である、
「ペルセウス座流星群」が見られます。
位置関係がお分かりいただけましたでしょうか。
また、ペガススの四辺形を枡に見立てて、1列に並んだアンドロメダ座の
α、δ、β、γの4つの星が枡に盛った穀物を平らにならす棒、
すなわち、斗掻き棒に見えるところから、「斗掻き星」という
和名があります。
「アンドロメダ座」の神話
「アンドロメダ座」の神話はこちらをご覧ください。
「アンドロメダ座」にある天体
「アンドロメダ座」には、特徴のある天体があり、まとめたページがあるので、
そちらも合わせてご覧ください。
秋の夜長に夜空のコンディションの測定してみませんか?
秋の四辺形の中には「エリア6」 という、星の見える数で、何等星まで見えているか
を測定できるエリアがあります。
詳しくはこちらをご覧ください
この他の秋の星座
この他の秋の星座はこちらからお探しください。
秋以外の星座はこちらから探せます。
基本情報
基本情報
学名 | Andromeda(略号And) |
中央位置 | 赤経:0h46m 赤緯+37° |
概略範囲 | 東2h36m,西21h56m,北+53°,南+21° |
20時南中 | 11月27日(高度90°) |
面積 | 722.28平方度(順位19) |
肉眼星数 | 54個(5.5等) |
設定者 | プトレマイオス |
主な天体 | α星:アルフェラッツ 2.1等星
β星:ミラク 2.1等星 γ星:アルマク、重星、2.3~5.0等星 R星:変光星、5.6~14.9等星、409日周期 M31:NGC224、渦巻き銀河=アンドロメダ銀河、4.3等星 NGC752:散開星雲、5.7等星 |
見どころ | M31(アンドロメダ銀河)=星の西にあるお隣の渦巻き銀河で、距離は230万光年、光度は4.3等と明るいので肉眼でも淡く見えます。双眼鏡を使うと中心部の明るい楕円形の光芒がはっきりし、口径10cmの望遠鏡では暗黒幕が2本見えます |
まとめ
「アンドロメダ座」の見つけ方をまとめました。
「ペガスス座」からの探し方や「カシオペア座」からの探し方を
紹介してます。
見つける目安に開いて欲しいです。
参考文献・参考サイト一覧はこちら
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