このページは春の星座の神話「ケンタウルス座」です。
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半人半馬の「ケンタウルス族」がどうして星座として
夜空を彩るようになったのか。。
古代メソポタミアから星座として認識されていて、
南半球と北半球とまたがっているところに位置しています。
そのため、日本では、観測条件に制限のある星座ですが、
とても美しい星々です。
ここでは「ケンタウルス座」の神話についてお話ししましょう。
「ケンタウルス座」の神話
「ケンタウルス」とは「ケンタウルス族」から付けられた
名前で、星座の主人公は「フォーロー」という
一人の半人半馬のケンタウルスでした。
ケンタウルス族のフォーローは、エリュマントスのイノシシ退治で
親しくなったヘラクレスを自分の洞穴に招いてご馳走をします。
ヘラクレスが酒を欲しがったため、フォーローは馬人たちの
持ち物であった酒を相談しないで、振る舞います。
酒ツボを開けると酒の匂いで、馬人たちが集まりました。
その場にいたヘラクレスの姿を馬人たちが目撃すると、
いきなり馬人はヘラクレスに襲いかかりました。
ヘラクレスは木の棒で応戦しますが、あまりにもうるさいので
ヒドラの毒を塗った矢を放ち殺してしまいます。
フォーローは殺された場人から矢を抜きましたが、
はずみで自分の足に毒矢が当たり、死んでしまいます。
大神ゼウスはフォーローの死を悼んで星座にしました。
それが「ケンタウルス座」です。
この話にも諸説あります。
イノシシ退治の案内をしたケンタウルス族のフォーローは同じ
ですが、
イノシシ退治のあとでヘラクレスとケンタウロスはともに宴会に
興じます。その中で酒の席に行き過ぎた言い争いで、
ヘラクレスへケンタウルス族の数人が襲いかかります。
しかし怯むヘラクレスではありません。
弓矢で応戦したヘラクレスから逃れようと、
ケンタウロスたちは同じケンタウルス族のケイロンの家へ逃げ込みます。
その時に、流れ矢がケイロンに当たります。
実はこのケイロンは、「いて座」のモデルになったケンタウルス族です。
ケイロンは不死性があるのですぐには死にませんでしたが、
この時、ケイロンに駆け寄ったフォーローは
ケイロンに刺さった矢を抜きました、その時に落ちた矢が当たり
毒が回ってフォーローは死んでしまいます。
酔いが覚めたヘラクレスはこのことを悔いて、2人のケンタウルス族を
星座にして欲しいと大神ゼウスに懇願しました。
このケイロンの話は「いて座」の神話のところでお話し
しているので、そちらも御覧ください。
「ケンタウルス座」の見つけ方
「ケンタウルス座」は春の星座です。
夜空に輝く「ケンタウルス座」の見つけ方はこちらから、ご覧ください。
この他の春の星座の神話
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まとめ
🌟「ケンタウルス座」の神話を紹介しました。
ケンタウルス族に関する神話が色々とあり、そのせいか細かいところで、
説明の食い違いのようなことが、起こるようです。
他の神話も合わせてご覧ください。
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