星座の神話「アルゴ船座(とも座、ほ座、りゅうこつ座、らしんばん座)

🌟「とも座」、「ほ座」「らしんばん座」「りゅうこつ座」はかつて

「アルゴ船座」という星座でした。

そのアルゴ船にまつわる神話があるので紹介します。



このページの項目はこちらです。

アルゴ船座の神話

🌟イオルコスの国の出来事から物語は始まります。

国王のクレーテウスの死後、正当な王位継承者アイソン王子とその妃は、

異母兄のペリアースが幽閉し、国を奪ってしまうということが起きました。

その後、幽閉された王子と妃の間に王子が生まれますが、

ペリアースの殺されることを警戒して、産まれた息子を密かに、

ケンタウルス族の賢者ケイローンに託します。

子供はイアソンと名付けられ、ケイローンによって大切に育てられます。

たくましい若者に成長したイアソンに、ケイローンは初めて、出生の秘密を

打ち明けました。

イアソンはそれを聞き、すぐさまイオルコスへ戻り、叔父であるペリアースに

国を返すように迫りました。

イアソンの存在を知らなかった、ペリアースは初めは驚きましたが、

老獪なペリアースは、イアソンを受け入れる素ぶりで歓迎し、

王権も返す約束をしました。

ですが、ペリアースはイアソンにこう切り出しました。

「実は、この国にはテッサリアの王子プリクソスの呪いが掛かっていて、

みんなが苦しめられている、彼はお前の従兄弟だ。

その呪いを解くには遠国コルキスで、彼が国王に贈ったという、黄金の羊の皮を

国に持って来なければならない、と神のお告げがあったのだ。

私が若ければ自分で行くのだが、何分にも年寄りだ。

代わりにお前が行ってくれないか?」

と、持ちかけたのです。純粋で、怖いもの知らずのイアソンは国を救うためならと

コルキス行きを二つ返事で承諾してしまいます。

イアソンはまず、ギリシャ中の宮廷に使者を送り、一緒にコルキスに行く

勇者を募りました。

これに呼応して50人の名だたる英雄たちがイアソンの元に集まりました。

その中には後に「ふたご座」となったカルストとポルックスや、ヘルクレス座の

ヘラクレス、「こと座」の物語の主人公オルフェウスも含まれていました。

また、イアソンは船を作ることに長けたアルゴスに頼んで、巨大な船を

建造してもらい、彼にちなんで、この船を「アルゴ船」と名付けられました。

イアソンと50人の英雄たちは、アルゴ船に乗り込み、意気揚々と港を

出奔してゆきました。

一方、見送るペリアースはイアソンたちは、二度と国に戻って来ることは

ないだろうと、内心ほくそ笑んでいました。

何しろ、コルキスは東の果てにある秘境の地で、道中には数々の困難が

予想されていたからです。

イアソンらは補給のために立ち寄った国々や島々で、怪物を退治したり、

大歓迎を受けたり、様々な冒険を繰り広げました。

最初の到着した島は、女性しか住んでいませんでした。というのも、

男達が他国を襲っては女性を誘拐してきて、妾にしていました。

そのことに耐えかねた女性達が暴動を起こし、すべての男性を殺して

しまったのでした。

島の女性達は逞しいアルゴ船の乗員を大歓迎しました。そして彼らとの子供を

作りたかったので、懸命に引き止めました。ですが、ヘラクレスが力ずくで

乗員を船に引き戻し、冒険を続けることができました。

途中では、行方不明になった友人を探すヘラクレスが置き去りにされたり、

神の怒りを買い、船が難破しそうになったこともありました。

サルミデッソスでは、ハルピュイアという鳥の怪物に苦しめられている

老人のピーネウスに出会いました。

彼はあまりに正確に未来を予言することから、神々の王ゼウスに嫌われ、

盲目にされていました。

ハルピュイアはピーネウスの食事時に現れて、食い散らかし、残りは汚して

帰ってゆくので、ひどい悪臭がして、食べることができません。

盲目の老人には為す術もないありませんでした。その状況を知ったアルゴ船の

勇士達は、ハルピュイアを退治してやりました。

喜んだピーネウスは様々な知恵を授けました。

最も重要だったことは、今回の航海の最大の難所シュムプレガデスの岩を

通り抜ける方法でした。

この岩は常に霧に包まれたボスポラス海峡の入り口にあって、船が通過しようと

すると両側の岩が閉じて船を砕くという難所です。

知らずに通過しようとした船が、一体どれほど破壊された事でしょう。

イアソン達はピーネウスの助言に従って、岩の手前で1羽の鳩を飛ばしました。

鳩を挟もうと閉じた岩が再び開いた瞬間に、全員が力を合わせて、

全力で船を漕ぎ、岩の間に突入しました。

再び岩が閉じてゆき船尾が少し挟まれましたが、無事に岩の間を通過することが

できたのです。

やっと辿り着いたコルキスでは、イアソンに一目惚れした王女メディアの

助けを得て、黄金の羊の毛皮を手に入れることができました。

帰路でも様々な困難が待ち受けていました。

美しいセイレーンの歌声を聞いた者は魔力に惑わされ、海に飛び込んで

死んでしまうというセイレーンの島を通過するときには、オルフェウスが

対抗して、歌を歌い、セイレーンの魅力に打ち勝ち、無事に通過できました。

しかし、せっかくシシリー島まで、帰ってきたアルゴ船でしたが、突然の嵐で

リビアのサハラ砂漠の真ん中まで、船が運ばれてしまいます。

12日間も砂漠の中を船を運び、ようやく湖にたどり着きます。

ですが出口が見つかりません。

イアソンはアポロン神に助けを求め、アポロン神と海の神トリトンの助力に

よって、アルゴ船は海に戻ることができました。

クレタ島では鍛治の神へーパイトスが造った青銅の巨人タロスが島への上陸と

物資の補給を阻みましたが、コルキスから同行した王女メディアが魔法の力で、

タロスを倒し、イアソン達を助けました。

イアソンが無事に故国イオルコスに帰り着いたのは、出航から数ヶ月の

ことでした。

ペリアースはイアソンが死んだものと思い、幽閉していたアイソン夫妻を

殺害していました。イアソンはそれを知ると、メディアと力を合わせて、

両親の仇をとったといいます。

また、イアソンはアルゴ船を海の神ポセイドンに捧げました。

ポセイドン神はこれを星座にしたと伝えられています。

黄道では12星座の1番目という華々しい冠を背負っていますが、神話の世界はどんなお話でしょうか。。。黄金の羊として活躍する姿は、華々しいです。
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まとめ

「アルゴ船」の神話を紹介しました。

これは「とも座」「らしんばん座」「ほ座」「りゅうこつ座」の原型が

「アルゴ船座」という星座でした。

そのころの時代に神話が伝えられいたので、その船にまつわるお話を

紹介した形です。

そのほかにも星座の神話に繋がるお話でもあるので、合わせて読んで

いただきたいです。

星のコトワリを掲載するにあたっての参考文献・参考サイトを一覧にまとめました。サイトの記事の作成のために参考しています。

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