🌟「おとめ座」にある「M86-NGC4406-銀河」の位置を
確認してみましょう。
どこにあるの?
🌟「おとめ座」にありますが、近くの「しし座」と「かみのけ座」の間は
「おとめ座銀河団」とよばれ、銀河などが集中している場所でもあります。
さらに目印には「うしかい座」の1等星アルクトゥールスも役に立つでしょう。
まずは周りの星座などと「おとめ座」の位置を確認しましょう。
※ピンクの丸で囲んだあたりが、「乙女座銀河団」と呼ばれる銀河などが密集している場所です。
(C)アストロアーツ/星空年鑑
🌟「M86」は、おとめ座銀河団の上部の一団に属しています。探す時には
「しし座」のデネボラを使いましょう。
「しし座」のデネボラと、「おとめ座」の3等星ε星のウィンデミアトリクスを
結んだ線上に注目しましょう。
「しし座」のデネボラは「うしかい座」のアルクトゥールスと「おとめ座」の
スピカとを結んでできる、春の大三角形の一角です。
また、「おとめ座」の3等星ε星のウィンデミアトリクスは、「おとめ座」の上半
身にある4つの3等星の一番上にある星です。
「しし座」のデネボラと、「おとめ座」の3等星ε星のウィンデミアトリクスを
結んだ線のやや中間地点に「M86」はあります。
(C)NASA
🌟おとめ座銀河団でよくみられる画像で、福笑いの顔のように銀河が並んでいる
ものがあります、右目が「M86」です。
おとめ座銀河団について
🌟「おとめ座」と「しし座」と「かみのけ座」の間は「おとめ座銀河団」と
よばれ、約1300〜2000個の銀河が集中しています。中でもメシエ番号や
NGCの番号がついているものは小型の望遠鏡でも観測できます。
ここの銀河は大きな質量を持った銀河が多いので、ブラックホール候補の天体も
多く確認してされています。
乙女座銀河団の構造は渦巻銀河と楕円銀河が不均一に混ざっています。
(C)NASA
基本情報
基本情報
M86-銀河 | |
番号 | M86/NGC4406 |
赤経 | 12h26.2m |
赤緯 | +12°57′ |
等級 | 9.9等 |
距離 | 5000万光年 |
星座 | おとめ座 |
種類 | 銀河 |
まとめ
🌟「M86-NGC4406-銀河」について紹介しました。
「おとめ座」にあり肉眼では見えません。「M86」はおとめ座銀河団の中心部に
なるあたりにあるので、他の銀河も一緒にフレームに収まることが多いです。
その密集具合も楽しんでみてください。
もし観測会などで、大きな望遠鏡で見る機会があれば、みてみましょう。
良い観望でありますように。。。
https://marchof-gabriel.com/page-6305
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