🌟「かみのけ座」にある「M98-NGC4192,M99-NGC4254-銀河」の位置を
確認してみましょう。
🌟「M98」と「M98」は一つづつ紹介したいところですが、
見方によっては近い位置にあるので、今回は一緒に紹介しています。
どこにあるの?
🌟「かみのけ座」にありますが、近くの「しし座」と「おとめ座」の間は
「おとめ座銀河団」とよばれ、銀河などが集中している場所でもあります。
さらに目印には「うしかい座」の1等星アルクトゥールスも役に立つでしょう。
まずは周りの星座などと「おとめ座」の位置を確認しましょう。
※ピンクの丸で囲んだあたりが、「乙女座銀河団」と呼ばれる銀河などが密集している場所です。
(C)アストロアーツ/星空年鑑
🌟探す時には、春の大三角形の「うしかい座」のアルクトゥールスと「しし座」
のデネボラを結んだ線上を注目しましょう。
結んだ線を6等分します、「うしかい座」のアルクトゥールスから6分の5、
「しし座」のデネボラから6分の1のところに「M98」と「M98」はあります。
または、「うしかい座」のアルクトゥールスと「しし座」のデネボラを結んだ線上
で、「おとめ座」のΟ星から上に、伸ばしてゆく線との交点の、少し内側に
「M98」と「M98」はあります。
M99-wikipedia掲載画像
🌟共に渦巻銀河ですが、見る角度が違うので、印象が違って見えます。1781年に
「M100」と合わせて3つが、同時に発見されています。
おとめ座銀河団について
🌟「おとめ座」と「しし座」と「かみのけ座」の間は「おとめ座銀河団」と
よばれ、約1300〜2000個の銀河が集中しています。中でもメシエ番号や
NGCの番号がついているものは小型の望遠鏡でも観測できます。
ここの銀河は大きな質量を持った銀河が多いので、ブラックホール候補の天体も
多く確認してされています。
乙女座銀河団の構造は渦巻銀河と楕円銀河が不均一に混ざっています。
(C)NASA
基本情報
基本情報
M98-銀河 | |
番号 | M98/NGC4192 |
赤経 | 12h13.8m |
赤緯 | +14°54′ |
等級 | 10.5等 |
距離 | 3600万光年 |
星座 | かみのけ座 |
種類 | 銀河 |
基本情報
M99-銀河 | |
番号 | M99/NGC4254 |
赤経 | 12h18.8m |
赤緯 | +14°25′ |
等級 | 10.2等 |
距離 | 4100万光年 |
星座 | かみのけ座 |
種類 | 銀河 |
まとめ
🌟「M98-NGC4192,M99-NGC4254-銀河」について紹介しました。
「かみのけ座」にありますが、おとめ座銀河団の一員です。
「M98」「M99」は「M100」と合わせて同時に発見されています。それだけ近く
にあるということでしょうね。
もし観測会などで、大きな望遠鏡で見る機会があれば、みてみましょう。
良い観望でありますように。。。
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