🌟「らせん星雲-NGC7293」は「みずがめ座」にある特徴のある
惑星状星雲です。
どこにあるの?
🌟所属星座は「みずがめ座」の領域ですが、「みなみのうお座」や「やぎ座」の
境界付近にあります。
まずは周りの星座などと「みずがめ座」の位置を確認しましょう。
(C)アストロアーツ/星空年鑑
🌟らせん星雲は「みずがめ座」と「みなみのうお座」と「やぎ座」のぽっかり
空いたような空間にあります。
まずは秋の唯一の1等星、「みなみのうお座」のα星フォーマルハウトが、南の
やや下方に見つかります。
秋はあまり目立つ星がないので、何と無くの形で、星座を探すと良いです。
「みなみのうお座」のα星フォーマルハウトを起点に、右手側に「みなみのうお
座」があり、上部にゆくと「みずがめ座」へ繋がっています。
「やぎ座」はそんな二つの星座の西側に逆三角形をした姿をしています。
大体の星座の位置関係がわかったら、「みなみのうお座」のα星フォーマルハウト
から少し上に目を向けると3等星があります。これは「みずがめ座」のδ星スカト
です。そして、「やぎ座」の逆三角形の一番近い星に、2つ並ぶように4等星が、
あります。
この3つを結んでできた、三角形の中程に、NGC7293のらせん星雲があります。
(C)NASA/NGC7293
その特徴は?
🌟らせん星雲は、惑星状星雲として、地球に最も近く、天空で最大で、なおかつ、
その構造は複雑に入り組んでいます。広がり続けるガスの殻は2.5光年にも及んで
いて、露出した熱い中心核を取り巻いています。
星雲の外層が、時速約11万5000kmで、広がっていることから、生まれて現在、
目にしている姿になるまでに、約1万2000年が経過していると推定されています。
基本情報
基本情報
らせん星雲 | |
番号 | NGC7293 |
赤経 | 22h29.3m |
赤緯 | -20°50′ |
等級 | 13.5等 |
距離 | 700光年 |
星座 | みずがめ座 |
種類 | 惑星状星雲 |
まとめ
🌟「らせん星雲-NGC7293」について紹介しました。
私などは、らせん星雲というよりは、EYEs、目のような星雲として見てしまい
ます。ハイライトのように光も入って、ちょっと怖い感じもしています。。。
私だけかもしれないですが、直視できないです。
機会があれば、大きな望遠鏡のある施設で探して見てください。
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