🌟「M97-NGC3587-フクロウ星雲」は「おおぐま座」にある特徴のある
惑星状星雲です。
どこにあるの?
🌟所属星座は「おおぐま座」の領域にあります。おおぐまの体の中ですね。
まずは周りの星座などと「おおぐま座」の位置を確認しましょう。
(C)アストロアーツ/星空年鑑
🌟「おおぐま座」のお腹の中にある星雲です。尻尾の北斗七星の杓の部分に
注目して、杓の底の星は、γ星フェクダ、とβ星メラクで繋いだ線でわかります。
この二つの星より、おおぐまのさらに内側、杓でいうと底の外側ですね、
γ星フェクダ、とβ星メラクで繋いだ線の中心よりもβ星メラクに近い側あたりに
「M97」はあります。
ちなみに、β星メラクの近くには「M108」もあります、こちらは渦巻銀河です。
(C)NASA/M97,M108
その特徴は?
🌟「M97」は惑星状星雲です。惑星状星雲というのは太陽のような星が消滅した
後に残ったガス雲です。このガスもいずれは無くなってしまうと考えられていま
す。
「フクロウ」というのはよく見ると円形の中に暗い部分が二つあって、それが目の
ように見えませんか?そう見ると丸顔で、フクロウの顔のように見えてくるから
不思議ですね。
さらによく見てくると、アニメに出てくる影の声のキャラクターのように見えるの
は私がオタクだからでしょうか。
50億年後に燃料がなくなり消滅すると思われていて、太陽のような恒星の最期を
考える時の一例になってもいます。
おおぐま座にある天体
「おおぐま座」には、特徴のある天体があり、まとめたページがあるので、
そちらも合わせてご覧ください。
基本情報
基本情報
フクロウ星雲 | |
番号 | M97-NGC3587 |
赤経 | 11h14.9m |
赤緯 | +55°01′ |
等級 | 12.0等 |
距離 | 2600光年 |
星座 | おおぐま座 |
種類 | 惑星状星雲 |
まとめ
🌟「M97-NGC3587-フクロウ星雲」について紹介しました。
丸い形の可愛らしい星雲です。時間の違いはありますが、人も同じように生まれた
ら最期があるように、星にも最期がやってくるんですね。
機会があれば、大きな望遠鏡のある施設で探して見てください。
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