(C)NASA/NGC4261
🌟「おとめ座」にある「NGC4261-銀河」の位置を
確認してみましょう。
どこにあるの?
🌟「おとめ座」にありますが、近くの「しし座」と「かみのけ座」の間は
「おとめ座銀河団」とよばれ、銀河などが集中している場所でもあります。
さらに目印には「うしかい座」の1等星アルクトゥールスも役に立つでしょう。
まずは周りの星座などと「おとめ座」の位置を確認しましょう。
※ピンクの丸で囲んだあたりが、「乙女座銀河団」と呼ばれる銀河などが密集している場所です。
(C)アストロアーツ/星空年鑑
🌟「NGC4261」はおとめ座銀河団の乙女の体の内側にあります。
一般的な「おとめ座銀河団」は乙女の右腕の上あたりから、「かみのけ座」の方の
領域なるのですが、今回は「おとめ座」の中心部を注目しましょう。
「おとめ座」のスピカと「しし座」のデネボラを結んだ線は、春の大三角形の一辺
です。この線上の中ほどで、「しし座」のデネボラ寄りのところに「NGC4261」
はあります。
参考にしてみてください。
(C)wikipedia掲載画像/NGC4261
🌟一見すると普通の楕円銀河ですが、エックス線と電波を出す大きなガス雲に取
り巻かれています。銀河の活動中心核は隠れて見えませんが、チャンドラX線天文
衛星による画像で周囲への影響が読み取れます。
おとめ座銀河団について
🌟「おとめ座」と「しし座」と「かみのけ座」の間は「おとめ座銀河団」と
よばれ、約1300〜2000個の銀河が集中しています。中でもメシエ番号や
NGCの番号がついているものは小型の望遠鏡でも観測できます。
ここの銀河は大きな質量を持った銀河が多いので、ブラックホール候補の天体も
多く確認してされています。
乙女座銀河団の構造は渦巻銀河と楕円銀河が不均一に混ざっています。
(C)NASA
基本情報
基本情報
NGC4261-銀河 | |
番号 | NGC4261 |
赤経 | 12h19.2m |
赤緯 | +05°49′ |
等級 | 11.4等 |
距離 | 4100万光年 |
星座 | おとめ座 |
種類 | 銀河 |
まとめ
🌟「NGC4261-銀河」について紹介しました。
「NGC4261」は「おとめ座」の乙女の体の内側にあります。活動銀河の研究対象
として、注目されている天体の一つでもあります。
このように、「おとめ座銀河団」には研究対象として、注目される天体が多いの
も特徴です。
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