このページは南半球の星座の「インディアン座」です。
あなたの探している星座ですか?
もし、お探しの星座にたどり着けていない方は、こちらをご覧ください。
「インディアン座」
🌟南半球の星座は、日本では沖縄で、いくつか見えますが、
それでも全部は見えません。
見つけ方の紹介はちょっと可笑しいので、星座の紹介に留めます。
南半球にはこんな星座があるんだ!と思ってください。
そして南半球へお出かけの際には参考にしてください。
「インディアン座」どこにある?
🌟沖縄などの南方へゆくと一部が見られます。
アルマ望遠鏡があるチリの星空で「インディアン座」のある位置を
確認してみましょう。
(C)アストロアーツ/星空年鑑(アルマ望遠鏡から見た12月の星空)
🌟10月~11月ごろに沖縄で一部が見られます。
「みなみのうお座」の1等星フォーマルハウトを目印にしましょう。秋の唯一の
1等星で、南の低い位置にあります。
フォーマルハウトから更に南に下がるとつる座にある2つの2等星が、
並んでいます。真南に下がったほうがβ星、少し南西よりにあるのがα星です。
この時に「つる座」をきちんと確認しておきます。
「つる座」のβ星を中心として、十字を描くように「みなみのうお座」の尻尾を
目指してゆくと、ツルの長い首が辿れます。その先にある3等星のγ星を見つけて
おきましょう。
「つる座」のβ星とγ星を繋いだ線を、平行移動するように、南下してゆくと、
「インディアン座」の3等星のα星と4等星のδ星を、繋いだ線と重なります。
その中間よりもδ星寄りのところに4等星のθ星があります。δ星とθ星と同じ
くらいの長さを、θ星から90°より少し広い感じの角度で、南へ伸ばしてゆくと、
4等星のβ星にたどり着きます。
β星は沖縄では見えるか見えないかのところです。
関東からでも低い位置の星が見える場所でなら、α星が見えるかもしれません。
(C)アストロアーツ/星空年鑑(沖縄八重山地方から見た11月の星空)
🌟南半球では更に下にある「くじゃく座」のピーコックを目印にするのも
いいでしょう。
星座図ではθ星を中心にα星と繋いだ線を上半身として、β星へ結ぶ線で弓矢などを
描いています。
🌟以前の日本では、「インド人座」と訳されていました。
ですがこの「インディアン座」はアメリカの先住民を指しています。
基本情報
基本情報
学名 | indus(略号ind) |
中央位置 | 赤経:21h55m 赤緯-60° |
概略範囲 | 東23h25m,西20h25m,北-45°,南-75° |
20時南中 | 10月7日(高度-5°) |
面積 | 294.01平方度(順位49) |
肉眼星数 | 13個(5.5等) |
設定者 | バイエル(カイザーとホウトマン) |
主な天体 | θ星=重星 4.6~7.2等星 |
見どころ | θ星=二重星になっていて、4.6等星と7.2等星の二つの星が6.0″の間隔で並んでいます。口径5cmで分離できます。 |
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まとめ
🌟南半球の星座「インディアン座」を紹介しました。
南半球にある星座ですが、沖縄などの南方では、ギリギリ見えるか見えないかの
ところにあります。秋の1等星フォーマルハウトが目印となります。
「インディアン座」を見る機会があれば、ぜひ探してください。
良い観望でありますように。。。。
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