星雲・星団を見てみよう「M20-三裂星雲」

メシエ天体
1.2 "/pixel, 22.7x35.5 arcmin North is 2¡ CCW from up RA = 18h02m25.61s Dec = -23d01m26.9s




 

 

 

🌟「いて座」にある「M20-三裂星雲」を見てみましょう。

今回の三裂星雲は7.6等星です。よく星の見える場所での肉眼で、薄ボンヤリ

確認できるでしょうか。望遠鏡で散光星雲が確認できます。

 

「いて座」は夏の星座です、夏休みに星が綺麗に見える場所へお出かけして、

ぜひ探してください。

 

見つけ方

🌟「いて座」にあります、「へびつかい座」に挟まれた天の川にあります。

まずは「いて座」を確認しましょう。

 

夏の星座の見つけ方「いて座」
「いて座」の見つけ方を紹介しました。「いて座」は「さそり座」と、共に黄道の9番目の星座として古くから存在する星座の一つで、アッシリアの彫刻では、サソリの胴体を持った人間が弓矢を引き絞っている姿で描かれています。
夏の星座の見つけ方「へびつかい座」と「へび座」
「へびつかい座」と「へび座」の見つけ方を紹介しました。夏の夜空を彩る星座の一つです。黄道の近くのあるので、見つかりやすいでしょう。二つの星座が合わさっているので、とても珍しいので、ぜひ覚えて欲しいです。

 

(C)アストロアーツ/星空年鑑

 

🌟「いて座」が確認できたら、柄杓型の南斗六星の柄杓の部分の真ん中のλ星から

南へゆくと「いて座」のδ星があります。

 

次に、「へび座」の尾部にあるξ星を探しましょう。「へび座」のξ星は、

「へびつかい座」の2等星サビクから、「へび座」に続くジグザクに伸びた尾部で

2つ目の4等星です。

 

「いて座」のδ星と「へび座」のξ星を結んだ線上の中ほどに、M20はあります。

M20の左下にはM8の干潟星雲があり、見た目の大きさは、M8の方が大きく

見えます。

星雲・星団を見てみよう「M8-干潟星雲」
「M8-干潟星雲」について紹介しました。「いて座」にあります、南斗六星が目印になるでしょう、わかりにくい方は「さそり座」のアンタレスから探してみましょう。冬の「オリオン大星雲」と並ぶ星雲ですの、覚えておくのもいいですね。

 

M20はその名の通り、赤く燃える様な星雲を、暗黒星雲が3つに引き裂いた様な

姿をしています。

 

ですが、ここまでの等級になると、大きな望遠鏡で見る機会があるといいですね。

夏の旅行に、星の綺麗な場所もそうですが、望遠鏡のあるホテルなどに宿泊する

のも一つの手ですね。

302 Found

 

夏の星団ウォッチングのススメ

 

星団・星雲を見てみよう「夏の星団ウォッチングのススメ」
夏の星団ウォッチングポイントを紹介しました。天の川にある「いて座」は銀河の中心に向かっているので、たくさんの星団や星雲があります。環境の良い場所へ行く機会を夏休みに、絞って、天の川を見にく社員旅行や、女子旅もいいですし、夏休みの自由研究もいいかもしれませんね。

 

夏の星座である「いて座」のある星雲を星の綺麗な場所で観察して見るのも

楽しいことです。銀河の中心部を向いているおかげで、星団が集まっているので、

いくつ見つけられるか、挑戦してみましょう。

 

 

(C)NASA/M20,M21

 

淡い天体を見るコツ

 

M20の様な淡い天体は、天文写真では色鮮やかに写っていますが、肉眼ではそう

はいきません。まず、星が綺麗に見える場所にいかなくてはいけませんね。

 

それをクリアして、次には、「目を暗闇に慣らす」ことをします。30分ほど

かけ、暗い場所で待機しましょう。暗い天体を見る時には、瞳孔が開く方がよく

見えるのです。

 

そして、天体を見る時には、目を凝らすのではなく、視野の端の方を見る感じで

見てください。というのも、暗い光を感じる細胞は、網膜の中心部ではなく、

周辺部に多いからです。

 

試してみてください。

いて座にあるこのほかの天体

 

「いて座」この他にも、特徴のある天体があり、まとめたページがある

ので、そちらも合わせてご覧ください。

 

星団・星雲を見てみよう「夏の星団ウォッチングのススメ」
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「M17-オメガ星雲」について紹介しました。「いて座」にあります、南斗六星が目印に、2等星のヌンキを探しましょう。市街地ではもちろん肉眼で、見ることはできません。夏の星座ですので、夏休みに星の綺麗な場所へ出かけてぜひ探して見ましょう。
星雲・星団を見てみよう「M20-三裂星雲」
「M20-三裂星雲」について紹介しました。「いて座」にあります、南斗六星と、へび座などの星を頼りに探しましょう。市街地ではもちろん肉眼で、見ることはできません。夏の星座ですので、夏休みに星の綺麗な場所へ出かけてぜひ探して見ましょう。
星雲・星団を見てみよう「M21-散開星団」
「M21-散開星団」について紹介しました。「いて座」と「へび座」との間の天の川にあります。この辺りは星雲や星団の宝庫で、名前がつくほどの星雲はすぐに見つかりますが、そのすぐ近くの星団は見逃しがちなので、探すのを挑戦してみてください。
星雲・星団を見てみよう「M22-球状星団」
「M22-球状星団」について紹介しました。「いて座」にあります、南斗六星の真ん中の星のすぐ近くにあ理、5等星ほどなので、星がよく見えるところでは肉眼で星の様に見えます。
星雲・星団を見てみよう「M23-散開星団」
「M23-散開星団」について紹介しました。「いて座」にありますが、「へび座」との間の天の川にあります。5等星ほどなので、星がよく見えるところでは肉眼で見えます。ただ、他の小さな星と間違わない様に、散開星団を意識して探しましょう。
星雲・星団を見てみよう「M24-散開星団」
「M24-散開星団」について紹介しました。「いて座」の南斗六星のすぐそばにあります。天の川の中にあるので、星がたくさんあって、探しがいのある天体です。
星雲・星団を見てみよう「M25-IC4725-散開星団」
「M25-散開星団」について紹介しました。「いて座」にあります、いて座の南斗六星から探すと良いでしょう。肉眼では、ぼんやりした光ですので、双眼鏡をお持ちなら、周りの星団と合わせて双眼鏡で見てください。
夏の星座にあるメシエ天体「いて座-M55-NGC6809」
いて座にある「M55-NGC6809」について紹介しました。「いて座」は天の川銀河の中心方向にある、見応えのある星座でもあります。また近くに「さそり座」などもあって、見つけるのも楽しいです。
夏の星座にあるメシエ天体「いて座-M69-NGC6637」
いて座にある「M69-NGC6637」について紹介しました。「いて座」は天の川銀河の中心に向かっている星座なので、何かと注目される天体が多い場所です、そん中では「M69」の球状星団は特筆すべき天体ではありません、ですがとても球状星団としての特徴を持った美しい星の塊です。
夏の星座にあるメシエ天体「いて座-M75-NGC6864」
いて座にある「M75-NGC6864」について紹介しました。「いて座」の領域にありますが、「やぎ座」との境界線近くにあります。探す時にも、「やぎ座」との間に注目してみましょう。中心部に星が集まっている球状星団ですので、普通の星と区別がつきにくい星団でもあります。

 

 

基本情報

基本情報

M20-三裂星雲
番号 M20/NGC6514
赤経 18h02.6m
赤緯 -23°02′
等級 7.6等
距離 5600光年
星座  いて座
種類  散光星雲

 

 

まとめ

🌟「M20-三裂星雲」について紹介しました。

 

「いて座」にあります、南斗六星と、へび座などの星を頼りに探しましょう。

市街地ではもちろん肉眼で、見ることはできません。

夏の星座ですので、夏休みに星の綺麗な場所へ出かけてぜひ探して見ましょう。

 

観望会などでは、いて座のその他の天体なども紹介してくれるはず

ですので、尋ねてみてください。

 

 

良い観望でありますように。。。

 

 

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