(C)NASA/M37
このページは、
冬の星座にあるメシエ天体「ぎょしゃ座-M37-NGC2099」です。
あなたの探している天体ですか?
もし、お探しの天体にたどり着けていない方はこちらをご覧ください。
「M37-NGC2099」
🌟「M37-NGC2099」は「ぎょしゃ座」にある、散開星団です。
どこにあるの?
🌟所属星座は「ぎょしゃ座」の領域にあります。
まずは周りの星座などと「ぎょしゃ座」の位置を確認しましょう。
(C)アストロアーツ/星空年鑑
🌟「ぎょしゃ座」はどこにあるのか知っていますか?冬の王者の「オリオン座」は
あなたのお家の窓から見えますか?
南の空が開けているお部屋なら、ベランダに出て首を反らせる感じで、なんとか見え
る位置に来るくらいかな、と思います。北向きの窓ならベランダがなくても、なんと
か頂天に近いイメージで見上げると見つかるかな。
東向きなら、の星座が登り始めたらかなり見やすい角度で見えます。右手に「オリオ
ン座」が登っていたら、目の前に「ふたご座」と「ぎょしゃ座」がいい感じで見えま
すね。
西向きの窓なら。。。「オリオン座」が西の空に沈む頃に、見つけやすくなります。
そんな「ぎょしゃ座」ですが、カペラという1等星もあります。形も将棋の駒のよう
な形をしていて、特徴的です。しかも、冬の星座の1等星で作る「冬のダイヤモン
ド」という形の一角なので、順番に探して見ましょう。
「オリオン座」のリゲル→「おうし座」のアルデバラン→「ぎょしゃ座」カペラ。
逆なら、「おおいぬ座」シリウス→「こいぬ座」プロキオン→「ふたご座」ポルック
ス→「ぎょしゃ座」カペラ。です。
「ぎょしゃ座」が確認できたら、「M37」の場所です。
冬のダイヤモンドは「ふたご座」ポルックス→「ぎょしゃ座」カペラ。でしたが、
「こいぬ座」のプロキオンとカペラを結んで見てください。
その線上にあります。「こいぬ座」のプロキオンからは3分の2、カペラから3分の1
の辺りにあります。
(C)NASA
🌟「M36」 と「M38」は、記録では、フランスの天文学者ル・ジャンティユが
発見したとされていますが、「M37」は、1764年にシャルル・メシエが、発見者と
されています。
また、「M37」は観測した天文学者が、次々に素晴らしい天体と、華麗さを賞賛して
います。
この他の「ぎょしゃ座」にある天体
「ぎょしゃ座」には、特徴のある天体があり、まとめたページがあるので、
そちらも合わせてご覧ください。
基本情報
基本情報
M37-NGC2099 | |
番号 | M37-NGC2099 |
赤経 | 5h53.0m |
赤緯 | +32°33′ |
等級 | 6.2等 |
距離 | 4170光年 |
星座 | ぎょしゃ座 |
種類 | 散開星団 |
まとめ
🌟ぎゃしゃ座にある「M37-NGC2099」について紹介しました。
星のよく見える場所でなら、頑張ればぼんやり見えるでしょう。「M36」と
「M38」も近い場所にあるので、一緒に探して見てください。
また、機会があれば、大きな望遠鏡のある施設でも見てください。
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