(C)NASA/M38
このページは、
冬の星座にあるメシエ天体「ぎょしゃ座-M38-NGC1912」です。
あなたの探している天体ですか?
もし、お探しの天体にたどり着けていない方はこちらをご覧ください。
「M38-NGC1912」
🌟「M38-NGC1912」は「ぎょしゃ座」にある、銀河です。
どこにあるの?
🌟所属星座は「ぎょしゃ座」の領域にあります。
まずは周りの星座などと「ぎょしゃ座」の位置を確認しましょう。
(C)アストロアーツ/星空年鑑
🌟冬の星座は賑やかです。それは「オリオン座」があまりにも冬の王者というに
ふさわしい星座で、目立つ形に、各々が目立つ星の明るさで、十分に星座として
確認できるからでしょう。
次に冬の星座で思い出すのは、「オリオン座」のすぐ下にある全天で一番明るい星の
シリウスがある「おおかみ座」でしょうか。シリウスという名前がなんだか素敵です
ね。
こうやって順に冬の星座を思い浮かべても「ぎょしゃ座」が出てくるのは。。。。。
かなりマニアな方。。。なら話題に登るかな。。。というのは「ぎょしゃ座」に失礼
でしょうか?
黄道星座でもないので、位置的にかなり不利な星座です。唯一、冬の星座の証明でき
るのが、「冬のダイヤモンド」と呼ばれる形に「ぎょしゃ座」の1等星が含まれてい
る点でしょう。
そうなのです。「冬の大三角形」には含まれませんが、ダイヤモンドには含まれま
す。というのも、集中して、1等星が集まっている証拠でもあります。それだけ冬が
賑やかな星空という証拠ですね。
「ぎょしゃ座」は「冬のダイヤモンド」から探しましょう。位置的には、「オリオン
座」と「ふたご座」の更に上にあるので、見頃には、ほとんど頂天に近いような場所
です。しかも南下になる「おうし座」のβ星エルナトは「ぎょしゃ座」のγ星エルナト
です。
「ぎょしゃ座」が確認できたら、「M38」もなんとなく位置を確認してみましょう。
「ぎょしゃ座」特有の形、将棋の駒のような形の中にあります。
「ぎょしゃ座」の1等星のα星カペラと、2等星のγ星エルナトを結んだ線と、3等星
同士のθ星と、ι星を結んだ線の、交点辺りに「M38」はあります。
肉眼では、かなり環境がいい場所でないと、見えないでしょう。
(C)NASA
🌟「M38」は多くの観測者が、星の広がり方が四角形になっていると、特徴を記
していて、対角上に星が置かれているところが十字形になっているなど、発見当初か
ら、星団の姿が鮮明に見えていたことがわかります。
この他の「ぎょしゃ座」にある天体
「ぎょしゃ座」には、特徴のある天体があり、まとめたページがあるので、
そちらも合わせてご覧ください。
基本情報
基本情報
M38-NGC1912 | |
番号 | M38-NGC1912 |
赤経 | 5h28.7m |
赤緯 | +35°50′ |
等級 | 7.4等 |
距離 | 4610光年 |
星座 | ぎょしゃ座 |
種類 | 散開星団 |
まとめ
🌟ぎゃしゃ座にある「M38-NGC1912」について紹介しました。
天の川の端の方ですが、やはり天の川というのでしょうか、近い場所に星団や星雲が
たくさんあります。メシエ天体も3つあるので、一緒に探してみましょう。
また、機会があれば、大きな望遠鏡のある施設でも見てください。
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