(C)NASA/M108
このページは、
春の星座にあるメシエ天体「おおぐま座-M108-NGC3556」です。
あなたの探している天体ですか?
もし、お探しの天体にたどり着けていない方はこちらをご覧ください。
「M108-NGC3556」
🌟「M108-NGC3556」は「おおぐま座」にある、銀河です。
どこにあるの?
🌟所属星座は「おおぐま座」の領域にあります。
まずは周りの星座などと「おおぐま座」の位置を確認しましょう。
(C)アストロアーツ/星空年鑑
🌟「おおぐま座」といえば、尻尾の部分にあたる、「北斗七星」が目印ですね。
春から夏にかけて、見頃が続きます。北極星を中心に回っている感じが可愛いでね。
そんな「おおぐま座」にあるメシエ天体の「M108」は、中央部の銀河特有の、膨ら
みが見られないところから、「サーフボード銀河」と呼ばれています。
位置は、「おおぐま座」からすると、体の中心部で、北斗七星から見ると、柄杓の
杓側の底にある2等星のβ星メラクの隣にあります。
同じ様な場所に、「M97」の惑星状星雲で、「フクロウ星雲」と呼ばれる天体がある
のですが、1781年にピエール・メシャンが発見しました。この発見の3日後に
「M108」も発見された様なのですが、当時にはメシエカタログに、加えられません
でした。
1953年に、天文学者のオーウェン・ジンギリッヒによって、メシエカタログに加え
られました。
(C)NASA
この他の「おおぐま座」にある天体
「おおぐま座」には、特徴のある天体があり、まとめたページがあるので、
そちらも合わせてご覧ください。
基本情報
基本情報
M108-NGC3556 | |
番号 | M108-NGC3556 |
赤経 | 11h11.6m |
赤緯 | +55°40′ |
等級 | 10.4等級 |
距離 | 2300万光年 |
星座 | おおぐま座 |
種類 | 銀河 |
まとめ
🌟おおぐま座にある「M108-NGC3556」について紹介しました。
「おおぐま座」は意外と広いので、とらえどころがない部分もあるのですが、目印の
「北斗七星」が運命的な形で、配置されています。天体を探す参考にしてください。
また、機会があれば、大きな望遠鏡のある施設でも見てください。
コメント