(C)NASA/M43
このページは、
冬の星座にあるメシエ天体「オリオン座-M43-NGC1982」です。
あなたの探している天体ですか?
もし、お探しの天体にたどり着けていない方はこちらをご覧ください。
「M43-NGC1982」
🌟「M43-NGC1982」は「オリオン座」にある、散光星雲です。
どこにあるの?
🌟所属星座は「オリオン座」の領域にあります。
まずは周りの星座などと「オリオン座」の位置を確認しましょう。
(C)アストロアーツ/星空年鑑
冬だけでなく、星座の王者のような「オリオン座」です。
「オリオン座」を確認するときは、三ツ星か周りの1等星と2等星の並びだけで、
「オリオン座」がわかりますね。
冬の星座は「オリオン座」を中心に、1等星が多く含まれる星座が、賑やかさを出し
ています。また、周辺の1等星で作る、「冬の大三角形」や「冬のダイヤモンド」な
どを辿って、次々に冬の星座が見つかるのもとても楽しいですね。
「オリオン座」には星雲が多く見つかっていて、独特の世界が広がっています。肉眼
でボンヤリ見えるのは、大星雲くらいですが、星の揺りかごとしても観察対象になり
ます。「オリオン座」の説明をするのが野暮のようですが、東南から登り始めている
姿が一番見やすですね。
腰のあたりになる3つの2等星が先に目につく方もいれば、対角にある2つの1等星が
目に止まる方も、いるでしょう。見る方は違っても、すぐに勇者オリオンの姿が
浮かび上がりますね。
「M43」はではどこでしょう。「M42」はよく耳にする「オリオン大星雲」です。
番号で気がついた方もいるかの知れませんが、すぐ隣に「M43」もあります。
腰の三つ星の左下です。「オリオン大星雲」より左隣です。
🌟「M42」と「M43」は非常に近い場所に、まさに隣接しています。
よりおおきな「M42」からホコリだけを、分けられたような状態の「M43」は、
1731年にフランスの天文学者ジャン・ジャック・ドール・ド・マイヤーンによっ
て、別個の星雲として認識されました。
巨大な星がM43を照らし、星からの放射によるガス雲の塵が、彫刻のような造形を
見せています。「M43」の小ささからこの領域を、「ミニチュアのオリオン星雲」
と呼んでいます。
この他の「オリオン座」にある天体
「オリオン座」には、特徴のある天体があり、まとめたページがあるので、
そちらも合わせてご覧ください。
(C)NASA/M43
基本情報
基本情報
M43-NGC1982 | |
番号 | M43-NGC1982 |
赤経 | 5h35.5m |
赤緯 | -5°16′ |
等級 | – |
距離 | – |
星座 | オリオン座 |
種類 | 散光星雲 |
まとめ
🌟オリオン座にある「M43-NGC1982」について紹介しました。
「オリオン大星雲」と並んで同じような散光星雲で、そのコンパクトさから
「ミニチュアのオリオン星雲」と呼ばれていることが、とてもキュートで可愛い
ですね。
また、機会があれば、大きな望遠鏡のある施設でも見てください。
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