星雲・星団を見てみよう「M8-干潟星雲」

メシエ天体




 

 

 

🌟「いて座」にある「M8-干潟星雲」を見てみましょう。

今回の干潟星雲は5.8等星なので、普通の場所では肉眼では、見つからないので、

双眼鏡でボンヤリ、よく星の見える場所では、ぼんやりは肉眼でも確認できるで

しょうか。望遠鏡で散光星雲が確認できます。

 

「いて座」は夏の星座です、夏休みに星が綺麗に見える場所へお出かけして、

ぜひ探してください。

 

見つけ方

🌟「いて座」にあります、「さそり座」や「へびつかい座」に挟まれた天の川に

あります。

まずは「いて座」を確認しましょう。

 

夏の星座の見つけ方「いて座」
「いて座」の見つけ方を紹介しました。「いて座」は「さそり座」と、共に黄道の9番目の星座として古くから存在する星座の一つで、アッシリアの彫刻では、サソリの胴体を持った人間が弓矢を引き絞っている姿で描かれています。
夏の星座の見つけ方「さそり座」
黄道12星座の「さそり座」の見つけ方を紹介しました。夏の夜空を彩る星座の一つです。是非覚えて欲しいですし、他の星座に比べて特徴的で、一度知れば真っ先に目がいくような星座です。S字の形と赤い星が目立つので、直ぐにわかります。
夏の星座の見つけ方「へびつかい座」と「へび座」
「へびつかい座」と「へび座」の見つけ方を紹介しました。夏の夜空を彩る星座の一つです。黄道の近くのあるので、見つかりやすいでしょう。二つの星座が合わさっているので、とても珍しいので、ぜひ覚えて欲しいです。

 

(C)アストロアーツ/星空年鑑より

 

🌟「いて座」が確認できたら、南斗六星の柄杓型は見つかりましたか?

柄杓の柄の一番端にあるμ星から、さそり座のε星の方向へ伸ばした線と、

 

「いて座」のλ星から、「へびつかい座」のθ星の方へ伸ばした線の交点の

あたりを探しましょう。

 

星のよく見える場所でなら、雲のようなぼんやりが見えるでしょう。5.8等星とも

なれば、双眼鏡で見ることをオススメします。

 

この干潟星雲は、5.8等星ではありますが、冬のオリオン座大星雲に、並ぶほどの

星雲です。

 

星雲・星団を見てみよう「オリオン大星雲」
オリオン座大星雲は「オリオン座」の真ん中の三つ星があります。その下にある「小三つ星」と言われる縦一列に並んで三つの星のような光があります。実はこれは三つの星ではなく、三つ星の中央が「オリオン座大星雲」です。

 

星雲のガスの流れが、潮が引いた後の砂浜のように見えることから、「干潟星雲」

と呼ばれています。

 

この干潟星雲と重なって星団が見えます。こちらはNGC6530のナンバーが付いて

います。この星団の星たちは、干潟星雲の中で生まれた星たちのようです。

 

夏の星団ウォッチングのススメ

 

星団・星雲を見てみよう「夏の星団ウォッチングのススメ」
夏の星団ウォッチングポイントを紹介しました。天の川にある「いて座」は銀河の中心に向かっているので、たくさんの星団や星雲があります。環境の良い場所へ行く機会を夏休みに、絞って、天の川を見にく社員旅行や、女子旅もいいですし、夏休みの自由研究もいいかもしれませんね。

 

夏の星座である「いて座」のある星雲を星の綺麗な場所で観察して見るのも

楽しいことです。銀河の中心部を向いているおかげで、星団が集まっているので、

いくつ見つけられるか、挑戦してみましょう。

 

 

(C)NASA/M8

 

🌟今ではM8は干潟星雲として、認識されていますが、メシエは星団として

カタログに登録していました。その記述が「普通の望遠鏡では星雲状ににえるが、

良い機材では小さな星が多数見えるだけの星団である。」としています。

 

ちなみに、ウィリアム・ハーシェルは「二つに別れた広大なミルク状の星雲物質」

と観測しています。

 

いつから干潟星雲と呼ばれるようになったかは、1890年に出版されている、

天文書「星の世界」に初めて登場しました。

 

いて座にあるこのほかの天体

 

「いて座」この他にも、特徴のある天体があり、まとめたページがある

ので、そちらも合わせてご覧ください。

 

星団・星雲を見てみよう「夏の星団ウォッチングのススメ」
夏の星団ウォッチングポイントを紹介しました。天の川にある「いて座」は銀河の中心に向かっているので、たくさんの星団や星雲があります。環境の良い場所へ行く機会を夏休みに、絞って、天の川を見にく社員旅行や、女子旅もいいですし、夏休みの自由研究もいいかもしれませんね。
星雲・星団を見てみよう「M8-干潟星雲」
「M8-干潟星雲」について紹介しました。「いて座」にあります、南斗六星が目印になるでしょう、わかりにくい方は「さそり座」のアンタレスから探してみましょう。冬の「オリオン大星雲」と並ぶ星雲ですの、覚えておくのもいいですね。
星雲・星団を見てみよう「M17-オメガ星雲」
「M17-オメガ星雲」について紹介しました。「いて座」にあります、南斗六星が目印に、2等星のヌンキを探しましょう。市街地ではもちろん肉眼で、見ることはできません。夏の星座ですので、夏休みに星の綺麗な場所へ出かけてぜひ探して見ましょう。
星雲・星団を見てみよう「M20-三裂星雲」
「M20-三裂星雲」について紹介しました。「いて座」にあります、南斗六星と、へび座などの星を頼りに探しましょう。市街地ではもちろん肉眼で、見ることはできません。夏の星座ですので、夏休みに星の綺麗な場所へ出かけてぜひ探して見ましょう。
星雲・星団を見てみよう「M21-散開星団」
「M21-散開星団」について紹介しました。「いて座」と「へび座」との間の天の川にあります。この辺りは星雲や星団の宝庫で、名前がつくほどの星雲はすぐに見つかりますが、そのすぐ近くの星団は見逃しがちなので、探すのを挑戦してみてください。
星雲・星団を見てみよう「M22-球状星団」
「M22-球状星団」について紹介しました。「いて座」にあります、南斗六星の真ん中の星のすぐ近くにあ理、5等星ほどなので、星がよく見えるところでは肉眼で星の様に見えます。
星雲・星団を見てみよう「M23-散開星団」
「M23-散開星団」について紹介しました。「いて座」にありますが、「へび座」との間の天の川にあります。5等星ほどなので、星がよく見えるところでは肉眼で見えます。ただ、他の小さな星と間違わない様に、散開星団を意識して探しましょう。
星雲・星団を見てみよう「M24-散開星団」
「M24-散開星団」について紹介しました。「いて座」の南斗六星のすぐそばにあります。天の川の中にあるので、星がたくさんあって、探しがいのある天体です。
星雲・星団を見てみよう「M25-IC4725-散開星団」
「M25-散開星団」について紹介しました。「いて座」にあります、いて座の南斗六星から探すと良いでしょう。肉眼では、ぼんやりした光ですので、双眼鏡をお持ちなら、周りの星団と合わせて双眼鏡で見てください。
夏の星座にあるメシエ天体「いて座-M55-NGC6809」
いて座にある「M55-NGC6809」について紹介しました。「いて座」は天の川銀河の中心方向にある、見応えのある星座でもあります。また近くに「さそり座」などもあって、見つけるのも楽しいです。
夏の星座にあるメシエ天体「いて座-M69-NGC6637」
いて座にある「M69-NGC6637」について紹介しました。「いて座」は天の川銀河の中心に向かっている星座なので、何かと注目される天体が多い場所です、そん中では「M69」の球状星団は特筆すべき天体ではありません、ですがとても球状星団としての特徴を持った美しい星の塊です。
夏の星座にあるメシエ天体「いて座-M75-NGC6864」
いて座にある「M75-NGC6864」について紹介しました。「いて座」の領域にありますが、「やぎ座」との境界線近くにあります。探す時にも、「やぎ座」との間に注目してみましょう。中心部に星が集まっている球状星団ですので、普通の星と区別がつきにくい星団でもあります。

 

 

 

基本情報

基本情報

M8-干潟星雲
番号 M8/NGC6523
赤経 18h03.8m
赤緯 -24°23′
等級 5.8等
距離 3900光年
星座  いて座
種類  散光星雲

 

 

まとめ

🌟「M8-干潟星雲」について紹介しました。

 

「いて座」にあります、南斗六星が目印になるでしょう、わかりにくい方は

「さそり座」のアンタレスから探してみましょう。

 

 

市街地では肉眼で、見ることはできません。双眼鏡をお持ちなら双眼鏡で

見てください。双眼鏡でもボンヤリです。

夏の星座ですので、夏休みに星の綺麗な場所へ出かけてぜひ探して見ましょう。

 

観望会などでは、いて座のその他の天体なども紹介してくれるはず

ですので、尋ねてみてください。

 

 

良い観望でありますように。。。

 

 

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