星雲・星団を見てみよう「M25-IC4725-散開星団」

NGC天体




 

 

 

🌟「いて座」にある「M25-散開星団」を見てみましょう。

ギリギリ肉眼でぼんやり見えるので、探して見ましょう。

 

 

見つけ方

 

🌟「いて座」にあるので、まずは「いて座」を探しましょう。

北にある北斗七星と、対照的な南にある「南斗六星」が柄杓の形に並んでいます。

わかりにくい時には、西隣の「さそり座」から探すのも一つですね。

 

夏の星座の見つけ方「いて座」
「いて座」の見つけ方を紹介しました。「いて座」は「さそり座」と、共に黄道の9番目の星座として古くから存在する星座の一つで、アッシリアの彫刻では、サソリの胴体を持った人間が弓矢を引き絞っている姿で描かれています。
夏の星座の見つけ方「さそり座」
黄道12星座の「さそり座」の見つけ方を紹介しました。夏の夜空を彩る星座の一つです。是非覚えて欲しいですし、他の星座に比べて特徴的で、一度知れば真っ先に目がいくような星座です。S字の形と赤い星が目立つので、直ぐにわかります。

 

(C)アストロアーツ/星空年鑑

 

🌟「いて座」の確認はできましたか?

「いて座」の中心部の南斗六星と呼ばれる、6つの星で柄杓型の並びを、

見つけましょう。真ん中の2等星ヌンキを起点として、3等星の星たちで、両側に

杓と柄とが象れます。

 

柄杓型が確認できたら、柄の端のμ星と柄の方の端から2番目λ星との長さより

少し長いくらい分を、λ星から「たて座」へ向かって延ばしたあたりに、

M25があります。4.6等星ほどの明るさなので、頑張って見つけてください。

 

隣にある「たて座」は暗い星ばかりなので、目印にはなりにくいので、気をつけて

ください。

 

夏の星座の見つけ方「たて座」
「たて座」の見つけ方を紹介しました。近世に作られた星座で、とても暗い星ばかりで、できているので、周りのわし座、へび座、いて座、などの星座と合わせて見つけ方を、覚えて欲しい星座の一つです。

 

 

散開星団は星が散らばっているような星団です。地球からは、纏って点に近いよう

に見えますが、複数の星でぼんやりとした印象の見え方です。

 

星団や星雲をもう少し大きく見たいときには双眼鏡がオススメです。

 

星空観測「双眼鏡を使ってみよう」
天体望遠鏡よりもリーズナブルで、持ち運びにも便利な双眼鏡で星空を観測してみるのはいかがでしょうか。双眼鏡のメリットとデメリットを比較して、どのようなものが星空を観測するのに適しているかを紹介します。

いて座にあるこのほかの天体

 

「いて座」この他にも、特徴のある天体があり、まとめたページがある

ので、そちらも合わせてご覧ください。

 

星団・星雲を見てみよう「夏の星団ウォッチングのススメ」
夏の星団ウォッチングポイントを紹介しました。天の川にある「いて座」は銀河の中心に向かっているので、たくさんの星団や星雲があります。環境の良い場所へ行く機会を夏休みに、絞って、天の川を見にく社員旅行や、女子旅もいいですし、夏休みの自由研究もいいかもしれませんね。
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星雲・星団を見てみよう「M20-三裂星雲」
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「M21-散開星団」について紹介しました。「いて座」と「へび座」との間の天の川にあります。この辺りは星雲や星団の宝庫で、名前がつくほどの星雲はすぐに見つかりますが、そのすぐ近くの星団は見逃しがちなので、探すのを挑戦してみてください。
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星雲・星団を見てみよう「M24-散開星団」
「M24-散開星団」について紹介しました。「いて座」の南斗六星のすぐそばにあります。天の川の中にあるので、星がたくさんあって、探しがいのある天体です。
星雲・星団を見てみよう「M25-IC4725-散開星団」
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夏の星座にあるメシエ天体「いて座-M75-NGC6864」
いて座にある「M75-NGC6864」について紹介しました。「いて座」の領域にありますが、「やぎ座」との境界線近くにあります。探す時にも、「やぎ座」との間に注目してみましょう。中心部に星が集まっている球状星団ですので、普通の星と区別がつきにくい星団でもあります。

 

 

 

 

基本情報

基本情報

M25-散開星団
メシエリスト番号 M25-(IC4725)
赤経 18h31.6m
赤緯 -19°15′
等級 4.6等
距離 2000光年
星座  いて座
種類  散開星団

 

 

🌟「いて座」は銀河系の中心に向かっている場所にあります。ですから「いて座」

南斗六星の柄の部分端の星、μ星を挟んで東西に大きな散開星団が並んでいます。

 

西にあるのがM23で、東にあるのがM25です、またすぐ隣のλ星の近くにもM22や

その西側にM21、M20などもあります。これらは6等星以上なので、肉眼では見る

のは難しいでしょう。

 

双眼鏡や望遠鏡で見る機会があればぜひ見てください。

 

 

まとめ

🌟「M25-散開星団」について紹介しました。

 

「いて座」にあります、いて座の南斗六星から探すと良いでしょう。

肉眼では、ぼんやりした光ですので、双眼鏡をお持ちなら双眼鏡でも

見てください。

 

観望会などでは、いて座のその他の天体なども紹介してくれるはず

ですので、尋ねてみてください。

 

 

良い観望でありますように。。。

 

 

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