🌟「いて座」にある「M23-散開星団」を見てみましょう。
今回の散開星団は5.5等星です。星のよく見える場所で肉眼で、モヤっとした感じ
に様に見えるでしょうか。
「いて座」は夏の星座です、夏休みに星が綺麗に見える場所へお出かけして、
ぜひ探してください。
見つけ方
🌟「いて座」にありますが、「へびつかい座」との間の天の川にあるので、
両方の星座を確認しましょう。
(C)アストロアーツ/星空年鑑
🌟「いて座」と「へびつかい座」の「へび座」の尾部との中ほどにあります。
「いて座」の南斗六星の柄杓型を確認しますと、その柄の部分の一番右端のμ星
を見つけましょう。
次に、「へび座」の方ですが、「へびつかい座」の2等星サビクから「へび座」の
尾部となる、3~4等星の繋がってゆく途中の、初めのジグザグとなる、ξ星を
見つけましょう。
「いて座」のμ星と「へび座」のξ星を繋いだ線のちょうど中間地点にM23は
あります。
M23は5.5等星ほどの明るさですので、星のよく見える場所では、肉眼でも
ぼんやり星の散らばりが確認できます。
ただ星のよく見える場所は他の小さな星も良く見えるので、「散開星団」を
意識して探しましょう。
散開星団の見本は「プレアデス星団」などが特定しやすいですし、周りに似た様な
ものがないし、市街地でもぼんやり見えるので、見つける練習になります。
夏の星団ウォッチングのススメ
夏の星座である「いて座」のある星雲を星の綺麗な場所で観察して見るのも
楽しいことです。銀河の中心部を向いているおかげで、星団が集まっているので、
いくつ見つけられるか、挑戦してみましょう。
(C)NASA
🌟1764年6月にメシエによって発見されました。「へびつかい座」の65番星に
とても近い星の集まり、互いに非常に接近した星々からなる星団」との記述が
あります。
また、ジョン・ハーシェルはこの星団の中に、9~13等級の100個の星を検出して
いますが、「これらは、星団の領域全体に分散しており、中央部への凝縮は、
ほとんど認められない」と記されています。
この他、M23はコウモリや、ダイヤモンドリングに例えられたりして、
認知度は高い散開星団です。
いて座にあるこのほかの天体
「いて座」この他にも、特徴のある天体があり、まとめたページがある
ので、そちらも合わせてご覧ください。
https://marchof-gabriel.com/5644.html
基本情報
基本情報
M23-散開星団 | |
番号 | M23/NGC6494 |
赤経 | 17h56.8m |
赤緯 | -19°01′ |
等級 | 5.5等 |
距離 | 2150光年 |
星座 | いて座 |
種類 | 散開星団 |
🌟今回のM23の単独な画像が探せなかったので、まとめて画像になりました。
後に見つけたら更新します。また、お心当たりの方はご連絡ください。
まとめ
🌟「M23-散開星団」について紹介しました。
「いて座」にありますが、「へび座」との間の天の川にあります。
5等星ほどなので、星がよく見えるところでは肉眼で見えます。
ただ、他の小さな星と間違わない様に、散開星団を意識して探しましょう。
夏の星座ですので、夏休みに星の綺麗な場所へ出かけてぜひ探して見ましょう。
観望会などでは、いて座のその他の天体なども紹介してくれるはず
ですので、尋ねてみてください。
良い観望でありますように。。。
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