(C)NASA/M53
このページは、
春の星座にあるメシエ天体「かみのけ座-M53-NGC5024」です。
あなたの探している天体ですか?
もし、お探しの天体にたどり着けていない方はこちらをご覧ください。
「M53-NGC5024」
🌟「M53-NGC5024」は「かみのけ座」にある、球状星団です。
どこにあるの?
🌟所属星座は「かみのけ座」の領域にあります。
まずは周りの星座などと「かみのけ座」の位置を確認しましょう。
(C)アストロアーツ/星空年鑑
🌟「かみのけ座」は一般にはあまり目立たない星座ですが、一部マニアには
「おとめ座銀河団」と合わせて、とても認知度の高い星座です。
さらには、「おうし座」の「ヒアデス星団」の様な感じで、星座の一部が星団と
重なっていて、メロッテ111という番号がついた散開星団があります。この星団は
大きく広がった散開星団だったために、星団と気づかれなくて、20世紀になって、
星団として番号がつけられました。
そんな曰くがあると、天体好きには、ちょっと気になる星座として「かみのけ座」が
認知されるのです。
「かみのけ座」は「おとめ座」の上にある小さな星座で、乙女の右腕に当たる3等星
のε星を上に延長すると、「かみのけ座」の4等星ですが、α星が見つかりま。
「M53」の球状星団はこのα星のすぐ隣にあります。
この他の「かみのけ座」にある天体
「かみのけ座」には、特徴のある天体があり、まとめたページがあるので、
そちらも合わせてご覧ください。
おとめ座銀河団について
🌟「おとめ座」と「しし座」と「かみのけ座」の間は「おとめ座銀河団」と
よばれ、約1300〜2000個の銀河が集中しています。中でもメシエ番号や
NGCの番号がついているものは小型の望遠鏡でも観測できます。
ここの銀河は大きな質量を持った銀河が多いので、ブラックホール候補の天体も
多く確認してされています。
乙女座銀河団の構造は渦巻銀河と楕円銀河が不均一に混ざっています。
基本情報
基本情報
M53-NGC5024 | |
番号 | M53-NGC5024 |
赤経 | 13h12.9m |
赤緯 | +18°10′ |
等級 | 8.3等級 |
距離 | 5.64万光年 |
星座 | かみのけ座 |
種類 | 球状星団 |
まとめ
🌟かみのけ座にある「M53-NGC5024」について紹介しました。
「おとめ座」の続きの様な少し上部にある「かみのけ座」にある、球状星団です。
銀河の多い場所ですが、球状星団も美しい姿を見せています。
また、機会があれば、大きな望遠鏡のある施設でも見てください。
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