🌟「いて座」にある「M18-散開星団」を見てみましょう。
今回の散開星団は7.5等星です。星のよく見える場所でも肉眼では、難しい
でしょう。ですが、すぐ近くにある「M17オメガ星雲」の赤い模様が、望遠鏡
などでは同じ視界に入るので、一緒に探すのがオススメです。
「いて座」は夏の星座です、夏休みに星が綺麗に見える場所へお出かけして、
ぜひ探してください。
見つけ方
🌟「いて座」にありますが、「へびつかい座」との間の天の川にあるので、
両方の星座を確認しましょう。
(C)アストロアーツ/星空年鑑
🌟「いて座」が確認できたら南斗六星も見つかりましたか?「いて座」と
「へび座」の間にあります。まず、南斗六星の2等星ヌンキと、「へび座」の
尾部にある3等星のν星を結んだ線の中間地点を探しましょう。
それでも分かりにくい時には、「いて座」のヌンキの上にある4等星のξ星は
探せますか?それと、「へび座」の尾部にあるΟ星を繋いだ線と先ほどの線の
交点あたりを探してください。
先にM17の赤い星雲のぼんやりした光が、見つかるでしょう。そのすぐ下に
散開星団があります。それがM18です。
M17もM18も7等星という暗い天体です、星のよく見える場所でも、望遠鏡、
もしくは双眼鏡を使って探すことをオススメします。
夏の星団ウォッチングのススメ
夏の星座である「いて座」のある星雲を星の綺麗な場所で観察して見るのも
楽しいことです。銀河の中心部を向いているおかげで、星団が集まっているので、
いくつ見つけられるか、挑戦してみましょう。
(C)NASA/M18/M24
淡い天体を見るコツ
M20の様な淡い天体は、天文写真では色鮮やかに写っていますが、肉眼ではそう
はいきません。まず、星が綺麗に見える場所にいかなくてはいけませんね。
それをクリアして、次には、「目を暗闇に慣らす」ことをします。30分ほど
かけ、暗い場所で待機しましょう。暗い天体を見る時には、瞳孔が開く方がよく
見えるのです。
そして、天体を見る時には、目を凝らすのではなく、視野の端の方を見る感じで
見てください。というのも、暗い光を感じる細胞は、網膜の中心部ではなく、
周辺部に多いからです。
試してみてください。
いて座にあるこのほかの天体
「いて座」この他にも、特徴のある天体があり、まとめたページがある
ので、そちらも合わせてご覧ください。
基本情報
基本情報
M18-散開星団 | |
番号 | M18/NGC6613 |
赤経 | 18h19.9m |
赤緯 | -17°08′ |
等級 | 7.5等 |
距離 | 6300光年 |
星座 | いて座 |
種類 | 散開星団 |
🌟今回のM18の単独な画像が探せなかったので、近くの天体と一緒の画像に
なりました。後に見つけたら更新します。
また、お心当たりの方はご連絡ください。
まとめ
🌟「M18-散開星団」について紹介しました。
「いて座」にありますが、「へび座」との間の天の川にあります。この辺りは
星雲や星団の宝庫です。合わせて他の天体も探してみてください。
夏の星座ですので、夏休みに星の綺麗な場所へ出かけてぜひ探して見ましょう。
観望会などでは、いて座のその他の天体なども紹介してくれるはず
ですので、尋ねてみてください。
良い観望でありますように。。。
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