(C)NASA/M76
このページは、
秋の星座にあるメシエ天体「ペルセウス座-M76-NGC650」です。
あなたの探している天体ですか?
もし、お探しの天体にたどり着けていない方はこちらをご覧ください。
「M76-NGC650」
🌟「M76-NGC650」は「ペルセウス座」にある、惑星状星雲です。
どこにあるの?
🌟所属星座は「ペルセウス座」の領域にあります。
まずは周りの星座などと「ペルセウス座」の位置を確認しましょう。
(C)アストロアーツ/星空年鑑
🌟「ペルセウス座」は3大流星群の、一つでもあるので、星座はご存知の方も、
多いでしょうか。知っていても、流星群の時には、放射点である「ペルセウス座」
の方角でなくても、空の広い範囲で、降り注ぐので、星座のある位置には、注目
しないかも知れませんね。
流星群の頃は8月で、深夜にペルセウス座の見頃がやてくるのですが、その時には
流れ星を探すのに一生懸命で、ほかの天体は探すのは難しいでしょうね。
やはり、見頃の秋にゆっくりと夜の長さを感じながら、小さな天体を探すのも
一つの楽しみになるでしょう。
と言っても、肉眼では無理なので、大きな望遠鏡のある天文台などへ、お出かけ
ください。季節の天体を見せてくれます。
予習として、どの辺にあるのかを抑えておきますか。
「ペルセウス座」は勇者ペルセウスが剣を振りかざし、その勇姿を称えるように
かたどられています。右手には剣を、左手には退治したメドゥーサの首を持って、
見ようによっては、漢字の「人」という字を緩やかな曲線で書くような、星の
配置です。
「M76」の惑星状星雲はペルセウスの右手の剣の先にある、5等星のφ星の隣に
あります。この辺りは「アンドロメダ座」との、境界にも近い場所で、横たわる
アンドロメダ姫の右足付近にもなります。
惑星状星雲はぼんやりとしたガスなので、望遠鏡で覗いた時で目で見ると、白黒に
見えますが、カメラに収めると、色がつく、というちょっと不思議ですね。
惑星状星雲は、ガスだけにすぐに周りの影響を受けやすく、形も変化にとんでいま
す。自身の爆発だけで、リング状になるものも、もちろんあるのですが、ガスの吹
き出し口の位置も、形に影響を及ぼします。
さらには地球から見たときの形状の向きにもかなり形の見え方は変わる天体です。
色々と楽しい天体ですので、興味を持って見てほしいです。
(C)NASA/M76
ペルセウス座にあるこのほかの天体
「ペルセウス座」にはこの他にも、特徴のある天体があり、まとめた
ページがあるので、そちらも合わせてご覧ください。
基本情報
基本情報
M76-NGC650 | |
番号 | M76-NGC650 |
赤経 | 1h42.2m |
赤緯 | +51°34′ |
等級 | 12.2等 |
距離 | 8000光年 |
星座 | ペルセウス座 |
種類 | 惑星状星雲 |
まとめ
🌟ペルセウス座にある「M76-NGC650」について紹介しました。
「ペルセウス座」と「アンドロメダ座」と「カシオペヤ座」に囲まれたところに
ある惑星状星雲です。
機会があれば、大きな望遠鏡のある施設でも見てください。
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