🌟「M101-NGC5457-回転花火銀河」は「おおぐま座」にある特徴のある
銀河です。
風車銀河とも呼ばれています。
どこにあるの?
🌟所属星座は「おおぐま座」の領域にあります。と言っても「うしかい座」との
境界に近いところにあります。
まずは周りの星座などと「おおぐま座」の位置を確認しましょう。
(C)アストロアーツ/星空年鑑
🌟「おおぐま座」の北斗七星が見頃になる春に同じように観測好機がやってきま
す。というのも、北斗七星の柄杓の柄の端から2番目の星、2等星でζ星ミザールと
「うしかい座」の左手の先の星、4等星のθ星との中ほどにあります。
イメージ的には、柄杓の柄の端の星、η星アルカイドに向かうと、少し曲がった
ようになるのですが、ζ星ミザールから真っ直ぐに伸ばしてゆく感じです。
(C)NASA/M101
その特徴は?
🌟「回転花火銀河」や「風車銀河」などと呼ばれる、「M101」ですが、地球に
正面を向けているので、その姿が美しい銀河の腕まで風車のように、または回転
している花火のように光輝いて見えているので、その名前が付けられています。
直径は約17万光年で、天の川銀河のほぼ2倍です。また見かけ大きさは満月と、
同じぐらいです。
渦巻形は非対称で、星形成星雲の数も非常に多いので、これらのことから、M101
は比較的最近に、伴星銀河のような近くにあった銀河と接近遭遇した結果だと、
考えられています。
おおぐま座にある天体
「おおぐま座」には、特徴のある天体があり、まとめたページがあるので、
そちらも合わせてご覧ください。
基本情報
基本情報
回転花火銀河(風車銀河) | |
番号 | M101-NGC5457 |
赤経 | 14h03.2m |
赤緯 | +54°21′ |
等級 | 8.2等 |
距離 | 2700万光年 |
星座 | おおぐま座 |
種類 | 渦巻き銀河 |
まとめ
🌟「M101-NGC5457-回転花火銀河」について紹介しました。
渦巻銀河としての姿がよくわかって、とても美しい銀河一つです。名前も特徴を
よく捉えていて覚えやすいですね。
機会があれば、大きな望遠鏡のある施設で探して見てください。
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