🌟2018年10月の星空を紹介します。
天体現象を参考に観察してみてください。
ジャコビニ流星群
🌟10月8宵の頃〜9日未明に極大を迎えます。
9月中旬には母体の「ジャコビニ・ツィナー彗星」が回帰中と注目度の高い中での
流星群です。月に影響もなき時期ですので、観測してみてください。
月と土星の接近
🌟10月15日の日没後の南西の空では、月と土星の接近が見られます。
低い位置の星も見える場所でなら、西に空へ消えてゆく木星も見えます。
土星と木星の間には「さそり座」のアンテレスも、見納めのように赤く輝いて
います。
(C)国立天文台
月と火星の接近
この接近は「やぎ座」の逆三角形の中で起こります。改めて、「やぎ座」を確認
するのもいいですね。
また、この頃になると、春頃から続いた惑星たちの観察好機が終わりに近づいて
います。
水星と木星の接近
🌟10月29日の日の入り後すぐの時刻の西の空で、水星と木星が接近します。
かなり低い位置が見える場所での観測をお勧めします。
南西には土星、南には火星が誰が一番星かを競うように、薄闇が広がる前の中で、
美しく輝いています。
オリオン座流星群
🌟10月22日が極大を迎えますが、25日の満月がまだ明るいままで、昇るので、
観測には不向きです。光が目に入らないよう工夫して見てみますか?
オリオン座流星群はハレー彗星が母体です。
(C)国立天文台
天王星がおひつじ座で衝
5.7等星の明るさです、日頃から星のよく見える地域の方は、小さな光が捉え
られるでしょう。3等星ぐらいまでしか見えない地域の方は双眼鏡を使った方が
確実に観測できるでしょう。さらに、望遠鏡を使えば、天王星の特徴でもある、
青緑の小さな円盤が確認出来ることでしょう。
というのも、1月〜5月ぐらいまでは、「うお座」のΟ星の付近にありました。
黄道にそうように6月〜12月までは「おひつじ座」の領域を進みます。
観測してみてください。
来月の星空
11月の星空はこちらをご覧ください、
2019年度版星空年間(2018/11/30発売予定)
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まとめ
🌟2018年10月の星空の代表的な天体現象を紹介しました。
今期の惑星の観察好機が10月で見納めになる頃です、そのほかは、
機会が許す限り観察してみて下さい。
良い観望でありますように。。。
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